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一見とても遠いところにある「音楽」と「科学」ですが、実は密接に関係しています。たとえば音というのは、何かが振動して発生した波が空気中を伝わり、耳に届いて鼓膜を振動させる物理現象です。また、現在一般的に使われている「ドレミファソラシド」という音階は、数学的手法によってつくられた音律にもとづいています。いろいろな楽器の音色も、数学的に分析することができます。逆にいえば、計算によって音色をつくりだすことが可能で、これによってコンピューターミュージックも成り立っているのです。本書では、このように音楽と数学の関係や、楽器が鳴る物理的なしくみをわかりやすく解説しています。また物理現象とは別に、耳に届いた音がどのように人の感情を動かすのか、脳科学の観点からもみていきます。
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私たちの何気ない行動や判断には,心が大きくかかわっています。目にはみえない,心のはたらきを研究する学問が心理学です。たとえば,つい販売の勧誘にだまされてしまう,負け惜しみをいってしまう,ある人に好意や嫌悪を感じるなどの日々の行動は心理学の対象になっています。
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愛らしい姿で私たち人間を笑わせたり,癒したりしてくれるイヌ。本書は,ペットとしてのイヌと生物としてのイヌという,2つの側面から科学的にイヌに迫っています。
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生命とは何か─このシンプルで,かつ,深淵な問いは,古くから多くの人々の好奇心をかき立ててきました。分子などの無生物からどのようにして生物が誕生したのでしょうか。無生物と生物は何をもって分けられるのでしょうか。また,地球以外の場所にも生物はいるのでしょうか……。興味がつきません。
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私たちの健康や生命を守るのに,なくてはならない「薬」。本書では,薬とは何なのかを,基礎からわかりやすく解説しています。「薬が体の中をどのようにめぐり,どのように効果を示すのか」「なぜ副作用がつきものなのか」「ワクチンと薬のちがいは何か」といった薬にまつわる身近な疑問に答えます。
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かつてアイザック・ニュートンは,リンゴが落ちる現象と月の運行を「万有引力」で統一的に説明しました。物理学は,この世界のあらゆる現象を支配する「力」と「運動」のルールを探求する学問なのです。
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毎日のように「半導体」に関するニュースが報じられています。半導体は「産業の米」や「産業の脳」とよばれるほど,現代の産業にとって重要な物質です。半導体はあらゆる電子機器に使われており,もはや半導体なしに現代社会はなりたたないといってよいでしょう。
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書店にはさまざまなネコ本がならんでいますが,本書は科学雑誌『Newton』の増刊号らしく,科学的にネコの秘密にせまってみました。たとえば三毛猫のオスがとてもめずらしいことは,ご存じの方が多いと思います。それはなぜなのか,遺伝子との関連を解説します。
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