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満員電車の中,学校の試験,友人関係など,私たちは日常のさまざまな場面や状況でストレスを感じています。2019年に厚生労働省が行った調査によると,12歳以上の二人に一人はストレスを実感しているという結果が出ており,ストレスが心身や社会におよぼす悪影響が懸念されています。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』(ニュートン)のジュニア版として誕生しました。
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私たちにとって,「鉱物」はとても身近なものです。道ばたに転がっている小さな石も,海岸にそびえ立つ巨大な岩も,どちらも科学的には「岩石」であり,それを構成するのが鉱物なのです。
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今この瞬間にも,宇宙のどこかでは星が生まれ,死んでいこうとしています。死んだ星のかけらは,宇宙空間をただよったあと,また別の星を生みだす材料になります。大きなスケールでみれば,銀河どうしが猛スピードで接近し,衝突することもあります。宇宙は,ダイナミックな活動に満ちているのです。
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人工知能の研究がはじまったのは,1950年代のことです。その道のりは決して平坦なものではなく,2度のブームと衰退をくりかえしてきました。そして今,2度目の“冬の時代”を乗りこえ,ようやく人工知能の研究が本格的に花開きました。その立役者が,革新的技術「ディープラーニング」です。人工知能は,ディープラーニングによって,人間にも匹敵するような判断能力を手に入れたのです。
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今,世界はかつてない高齢化社会をむかえようとしています。日本も2025年には,65歳以上の高齢者が総人口に占める割合が30%に達すると予測されています。
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スマートフォン(スマホ)は,現代社会に欠かせないアイテムです。魅力的なコンテンツが盛りだくさんで退屈しないうえに,わからないことをその場で調べたり,メモがわりに使ったりもできます。しかし,こうした便利な機能が「スマホ依存」を生みだし,問題になっています。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』(ニュートン)のジュニア版として誕生しました。
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多様性の時代になり,「発達障害」に関する話題をよく耳にするようになりました。
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「無」は何もないようで,実はダイナミックでエキサイティングな事実にあふれています。たとえば,空間から物質などをすべて取り除いて,完ぺきな「無」の空間をつくったとしても,そこには無数の粒子がひとりでにわきたっているといいます。また,時間も空間さえも存在しない「無」から,宇宙が生まれるという仮説もあります。
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本書は,学校で習う図形の基本から,建築で活用される曲線美や,自然界でみられる黄金比まで,図形の世界をやさしく解説。三角形に四角形,円や球など,身の回りにあふれるさまざまな図形の性質を理解することができます。
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最近「認知バイアス」という言葉が注目を集めています。認知バイアスとは,私たちの誰もがもつ「思考の偏り」や,「考え方のクセ」のことです。私たちの毎日の行動は,無意識のうちに認知バイアスの影響を受けています。
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この世の中は,「やせるための情報」であふれています。インターネットで「ダイエット」と検索すると何万件もヒットし,簡単にやせられそうな器具や食品,エステティックサロンなどが山のように紹介されています。いったいどの情報を信頼したらいいのか,迷ってしまうこともあるでしょう。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』(ニュートン)のジュニア版として誕生しました。
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飛行機の窓から見おろす景色を眺めながら,重さ数百トンもある金属のかたまりがなぜ空を飛べるのか,ふと不思議に感じた経験はないでしょうか。安全に離陸や着陸を行い,安定した飛行を維持するため,飛行機には翼や胴体,エンジンなどあらゆるところに,おどろくべきしくみが隠されているのです。また,コックピットや客室,貨物スペース,飛行機が離着陸する空港にもたくさんのひみつがあります。
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認知症の患者数は急増しており,今や認知症はだれもがなりうる病気といえます。
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宇宙論とは,宇宙の歴史や宇宙の姿を,科学的に解き明かす学問のことです。
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海があり,陸があり,大気があり,そして無数の生物が繁栄する,私たちの地球。地球の元となった微惑星は,いってみればただの岩です。ただの岩が集まってできた地球に生命が誕生し,現在,これほど豊かな光景が広がっているのは,おどろくべきことです。この光景は,どのように生みだされたのでしょうか。
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哲学がはじまったのは,今から2500年以上前の,古代ギリシャの時代とされています。現代の私たちが「科学」とよぶ学問も,当時は哲学に含まれていました。哲学と科学が分かれたのは,17~19世紀ごろだといわれています。つまりガリレオやニュートンも,みな哲学者だったのです。
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私たちは生活の中で,さまざまな「単位」を使っています。もしこの世に単位がなかったら,どうなるのでしょう? たとえば,「1 メートルの棒」は「1の棒」となってしまい,1 が何を示しているのか,さっぱりわかりません。単位を使うことではじめて,1が示す正しい意味をほかの人と共有することができるのです。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』(ニュートン)のジュニア版として誕生しました。
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私たちにとって「光」は当たり前の存在かもしれません。
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ぐっすり眠る方法とは? 最適な睡眠の時間は? 睡眠と記憶の関係とは?
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人は,どんな人を好きになるのでしょうか。これは「対人魅力」とよばれる,心理学の研究テーマの一つです。
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中学·高校で学ぶ数学は内容がむずかしく,挫折を経験した人も多いのではないでしょうか。複雑な公式をいくつも覚えなくてはならず,「いったいこれらの何が役に立つんだ!」と感じることもあったでしょう。
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私たちの体には,精密機器に勝るとも劣らない,さまざまな機能やしくみがそなわっています。しかし,まちがった使い方をしていると,体のパフォーマンスを最大限に発揮できないだけでなく,不調や病気の原因になりかねません。何気なく使っている体にも,「科学的に正しい使い方」があるのです。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』(ニュートン)のジュニア版として誕生しました。
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哲学は,人類が2500年以上にわたってつくりあげてきた“知の結晶”です。
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「パラドックス」とは,前提条件や論理の展開にはおかしな点がないように思えるのに,受け入れがたい結論がみちびかれてしまう問題のことです。
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「微分積分(微分と積分)」なんて,いったい誰が考えだしたんだ!と腹立たしく思ったことがある人もいるのではないでしょうか。微分積分は,中学高校で習う数学の中で,最もつまずきやすい単元の一つといわれています。
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すべての生き物の体は,とても小さな「細胞」からできています。私たちヒトの体もおよそ37兆個の細胞でできているといわれています。一つ一つの細胞の中には,タンパク質をつくる「小胞体」や,エネルギーを生産する「ミトコンドリア」など,さまざまな細胞小器官がつまっています。これらが協力してはたらくことで私たちは生きていられるのです。
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命あるものは,いつか必ずその生涯を終えます。同じように,地球や太陽も,やがて寿命をむかえます。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』のジュニア版として誕生しました。
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海水浴に行ったら,泳ぐべきなのか,泳ぐべきではないのか…。宝くじは,買ったほうがいいのか,買わないほうがいいのか…。「Re: 報酬150万円は受け取りましたか?」というタイトルのメールは,開封すべきなのか,開封すべきではないのか…。
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量子論とは,とっても小さな世界を支配する物理法則のことです。あらゆる物質は,どこまでも細かく分割していくと最終的に「電子」などの素粒子に行き着くと考えられています。このような素粒子が登場するミクロな世界では,私たちの常識からは考えられないような,とんでもない現象がたくさんおきています。 量子論は,現代の物理学や科学技術の大きな土台となっているとても重要な理論です。本書では,量子論の基礎から最新の応用までをやさしく解説します。量子論の不思議な世界を,どうぞお楽しみください。
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三角形の標識,六角形の雪の結晶,立方体のサイコロなど,私たちの身のまわりにはさまざまな「形」があふれています。算数や数学で図形についてたくさん学習するのは,図形がこの世界を“形づくる”基本的な要素だからといってよいでしょう。
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時間はだれにとっても身近なものです。しかし時間とは,いったい何なのでしょうか。この疑問は,古くから多くの科学者たちを悩ませてきました。そして今なお,物理学の最前線で,時間の正体を解き明かそうと研究が進められています。「時間が過去から未来へ流れるのはなぜなのか」「過去にもどることはできないのか」。そういった謎に物理学者たちは真剣に取り組んでいるのです。
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私たちは目に入ってきた「光」をとらえることで,世界を見ています。光はあまりに身近すぎて,その存在を意識することはあまりないかもしれません。でも,光にはたくさんの不思議がつまっています。たとえば,空気は透明なはずなのに,なぜ空は青いのでしょうか? 夕焼けで空が赤くなるのはなぜでしょうか? なぜ虹はカラフルに見えるのでしょうか?
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量子論とは,原子より小さな「ミクロな世界」での物質のふるまいを説明する理論です。ミクロな世界には,私たちの“常識”では理解できないことがたくさんあります。たとえば,光は「波」と「粒子」の性質をあわせもっています。また,何もないはずの真空で物質が生まれたり消えたりしていることも,量子論により判明しました。
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最近,これまでとはちがう気分や感覚がつづいている,昔から「変わった人」だといわれることが多い,仕事や勉強が手につかないほど,のめりこんでいるものがある……。これらが気持ちや性格によるものなのか,それとも「心の病」なのか,気になる人も多いでしょう。
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科学の学校シリーズは、科学雑誌『Newton』のジュニア版として誕生した本です。
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物理とは,自然界のルールを探る学問です。たとえば,あなたの乗っている電車が急ブレーキをかけると,あなたは大きく前に倒れそうになるでしょう。これは「慣性の法則」というルールによる現象です。このように物理は,私たちの生活のあらゆる場面と関係しているのです。物理を知れば,世界を見る目がかわり,普段の生活がより楽しくなるはずです。
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私たちの地球は,今からおよそ46億年前に生まれました。誕生したばかりの地球は単なる岩石のかたまりで,水も空気もありませんでした。地球に最初の生命が宿るまで,実に6億年もかかりました。
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パズルは,古代から現在に至るまで,多くの人々を魅了しつづけてきました。自分の頭を悩ませて,あるいは一瞬のひらめきで,正しい答えにたどりついたときの快感は格別でしょう。この本は,さまざまなパズルを楽しく解いていくうちに,いつのまにか「数学的センス」が身についていく本です。「図形」のパズルと「計算」のパズルをそれぞれ初級編・中級編・上級編に分けて,幅広い難易度のパズルを厳選して収録しました。どの問題から挑戦してもかまいません。さあ,面白パズルで数学脳をきたえていきましょう。
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人は意識的にも無意識的にも,常に何をすべきか,どうするべきか「決定」しながら行動をしており,決して合理的とはいえない決定を下すこともあります。 本書は「人はいかにして意思を決めるのか」を解明するために科学者たちが提唱してきた,さまざまな理論を18世紀までさかのぼって紹介。数々の理論が生まれてきた過程を科学者たちの豊富なエピソードとともに描きます。 確率論やゲーム理論はいかにして生まれたのか? その歴史を楽しみながら,数学,心理学,行動経済学などの側面から,意思決定の仕組みがわかります。
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「天の川」と聞くと,織姫と彦星で有名な七夕伝説を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ところが実際は,私たちの銀河は無数の星が集まった薄い円盤状の形をしていると考えられていて,その薄い円盤を内側からぐるりと眺めたものが天の川の本当の姿なのです。つまり天の川は,川というよりドーナツ型の流れるプールのようなものなのです。しかも夜空にはそんな「流れるプール」が無数に存在しており,それらは衝突をくりかえして合体し,数十億年後の未来には巨大な一つの流れるプールになるというのです!
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本書は、科学をわかりやすく伝える『科学雑誌ニュートン』のジュニア版です。記念すべき第1号のテーマは「天気」。
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「人体」とは,私たち自身のことです。しかし自分自身のことであるにもかかわらず,私たちは人体のことをよく知らないまま,毎日を過ごしているのではないでしょうか。たとえば今,1回の呼吸で,どれくらいの量の空気が肺を出入りしたでしょうか。
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「化学」と聞くと遠い存在のように思えてしまうかもしれませんが,決して私たちの生活と無関係ではありません。私たちの身のまわりには,化学があふれています。普段使っているスマホやPC,車,電池,レジ袋,石けん,そして今あなたが手に持っているこの本の紙まで,みんな化学の結晶です。私たちが現在の豊かな生活を送れるのは,化学のおかげだといっても過言ではないのです。 本書では,原子や分子のレベルでやさしく化学の基礎を解説しています。本書を通して,化学は私たちの生活にとても身近にあり,とても楽しいものであることを実感いただければと思います。
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量子論は,物質を構成する原子や素粒子など,1000万分の1ミリ以下のミクロな世界に関する理論です。 本書は,物理学の中でも特に難解と思われがちな量子論の世界を丁寧に解説。古代ギリシャの原子論から,最新の重力理論まで,物質や宇宙の謎の解明に挑んできた科学者たちの歴史とともに紹介します。また,各章の概要を「キーポイント」としてまとめているため,要点だけをすっきりと理解することができます。 難しい計算はほとんど必要なく,文系でも理系でも,読むだけで量子論の世界を楽しむことができるでしょう。 ※本書は2021年発行『量子論がゼロからわかる 古代ギリシャの原子論から最新の量子重力理論まで』をニュートン新書として発行したものです。
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私たちの何気ない行動や判断には,心が大きくかかわっています。心理学は,目にみえない心のはたらきを,科学的に研究する学問です。
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「無」と聞くと,数字のゼロや「からっぽの空間」としての真空を想像するかもしれません。もしかしたら,空間すらも存在しないような「究極の無」を思いえがく人もいるでしょう。
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この宇宙はいったい何でつくられているのでしょうか? 学校の授業で,あらゆる物質は「原子」という小さな粒子でできていると習ったことがあるかもしれません。では,その原子は,何でできているのでしょうか? そうやってどこまでも細かく見ていったとき,最終的に行き着く最小の粒子が「素粒子」です。素粒子こそ,この宇宙をつくる根源なのです。
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銀河とは,天体の集団のことです。宇宙には無数の銀河が存在しますが,私たちの地球(太陽系)は,その一つである「天の川銀河」に属しています。夜空にみえる「天の川」は,天の川銀河の中心方向をその辺縁から眺めたときの光景なのです。
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日本は“寝不足の国”といわれます。日本人の平均睡眠時間は,主な先進国の平均睡眠時間よりもなんと1時間以上も少ないのです。睡眠不足が積み重なった状態は「睡眠負債」とよばれます。睡眠負債は,日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく,心身の健康をおびやかします。
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筋肉は,体を支えて動かすだけでなく,健康を維持するうえでも重要な役割を果たしています。筋肉をきたえると,ボディラインが引きしまります。また,最近の研究報告によると,筋トレは脳にもよい影響をあたえるといいます。しかし,まちがったやり方をしていると,効果が出ないだけでなく,逆に筋肉を傷めることがあるのです。
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見通しのよい道路でもなぜ事故は起きるのか? なぜ,明らかなミスに気づかないことがあるのか? 人の目を引きつける効果的な広告とは? 本書は「なぜか目を引く」「なぜか見落とす」など,人が日常で常に経験している「注意」にまつわるさまざまなテーマを取り上げ,科学的に解説。色覚異常や脳の損傷が注意に及ぼす影響など,医学的な側面からもアプローチし,注意の仕組みを明らかにします。 「ミスは誰にだって起こるもの」。その理由が科学的にわかり,日常生活に役立つ「注意」の知識が身につく1冊です。 ※本書は2021年発行『注意を操る心理学』をニュートン新書として発行したものです。
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物事には必ず,はじまりと終わりがあります。では,当たり前に暮らしているこの「地球」や「太陽」もいつか終わりがくるのでしょうか? そして,地球や太陽が存在しているこの「宇宙」そのものにも,いつか終わりがくるのでしょうか?
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素数,指数・対数,無限,黄金比,虚数,フェルマーの最終定理など,古来人々はさまざまな“数と数式にまつわる謎”を解き明かしてきました。そして近年,新たな展開があったものもあります。たとえば,2022年には円周率の小数点以下100兆けたまでの数字が明らかにされました。また,超難問「ABC予想」は,IUT理論による解決が示唆されています。
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人と同じように行動する。三つの選択肢の真ん中を選ぶ傾向が高い……。実は,私たちの行動のほとんどは無意識と習慣性によって決められています。行動インサイトは,この「無意識」に着目し,人の行動を左右する要因を分析して活用する,行動科学の新たな手法です。 本書は行動インサイトの基本や特徴などをわかりやすく解説。販売数の増加,納税遵守の改善など,行動インサイトが効果を上げた実例を取り上げながら,その実践法を紹介します。 行動の裏に隠された心理と,それを生かす仕組みがわかる1冊です。 ※本書は2021年発行『行動インサイト』をニュートン新書として発行したものです。
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海水浴に行ったら、泳ぐべきなのか、泳ぐべきではないのか。宝くじは、買ったほうがいいのか、買わないほうがいいのか。「Re: 報酬150万円は受け取りましたか?」というタイトルのメールは、開封すべきなのか、開封すべきではないのか。
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数学の授業では,「素数」や「無理数」など,さまざまなタイプの数が登場します。また,それらの数をあつかう数式を使って計算をしたりします。そうした数や数式に対して,苦手に感じている人も多いのではないでしょうか。しかし実は,数や数式には,とても美しく神秘的な側面があります。紀元前から,人々は数の世界に魅了され,探究してきました。たとえば,円周率「π」。無限につづくその値は,古代ギリシャ以前から計算され,今では100兆けたまでの数字が明らかにされています。
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「相対性理論」は,その名を知らない人はいないほど,とても有名な理論です。しかし,むずかしそうだと感じる人も多いのではないでしょうか。
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おいしい食事は私たちを元気にしてくれますよね。食事にはたくさんの栄養素が含まれており,それらの栄養素が私たちの体をつくる材料や,エネルギー源となります。栄養素はそれぞれ体の中での役割がことなるので,健康を維持するためには,適切なバランスの栄養素をとることがとても重要だといえます。
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2022年末,人類が約半世紀ぶりに月に降り立つことを目標に,「アルテミス計画」の最初の打ち上げが成功しました。やがては月基地の建設や火星への有人飛行も目指しています。
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数学は「難しいから苦手…」と言われることの多い教科ですが,なかでも微分と積分は,そのようなイメージがとくに強いのではないでしょうか。
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ネットショッピングや動画配信サービスで表示される「あなたへのオススメ」。これは「レコメンダ(recommender)・システム」という機能によるもので,今やネットビジネスに欠かせない機能となっています。 本書は,レコメンダ・システムを支える「レコメンデーション・エンジン」の仕組みから開発の歴史,実用例,さらには購買行動に及ぼす影響まで,わかりやすく解説。レコメンダ・システムがビジネスモデルを変革させた例を挙げながら,次世代のレコメンダ・システムが私たちに何をもたらすのか,探っていきます。 ※本書は2021年発行『レコメンデーション・エンジン』をニュートン新書として発行したものです。
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「現代科学は科学的根拠に基づいて構築されているが,その根拠が意図的に選択されれば,科学はいわば虚実を織り交ぜたフィクション(うそ)と化してしまう」と学者である著者は警告します。 本書は科学的事実に潜むうそを指摘し,うそとないまぜになった物語に堕しかねない現代科学の問題点を鋭く考察。「虚偽の学術論文」「科学用語のあいまいさ」など,現代科学の信頼を揺るがしている,さまざまなテーマに踏み込んでいきます。「科学的に実証されたものは正しい」という認識が根底から覆り,現代科学との正しい向き合い方がわかる1冊です。
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私たちは,縦・横・高さからなる3次元の空間に住んでいます。そう聞いて,異論をとなえる人はいないと思います。SF小説やマンガにも,「次元」という言葉がよく登場します。しかし,そもそも次元とは,何なのでしょうか。
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目をつぶってストップウオッチで10秒ぴったりで止める,そんな遊びを一度はしたことがあるのではないでしょうか。意外と時間の感覚はあてにならないものです。時間は当たり前のように流れていきます。しかし,時間について考えてみると,さまざまな疑問が浮かびます。たとえば,なぜ楽しい時間はあっという間に過ぎるのでしょうか。なぜ時間は過去から未来へと,一方向にしか流れないのでしょうか。時間にはじまりや終わりはあるのでしょうか。時間とは,いったい何なのでしょうか。この本では,心理学や生物学,物理学といったさまざまな視点から,時間の正体にせまった一冊です。謎だらけの不思議な「時間」の世界をぜひお楽しみください。
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10を何回くりかえしかけ算すると、1000になるでしょうか? 答えは3回です。「対数」とはこのように、「同じ数のかけ算をくりかえす回数」です。対数は、高校の数学の授業で登場して、たくさんの高校生を苦しめているようです。
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「筋肉」と聞くと,過酷なトレーニングを積んだスポーツ選手たちの,盛り上がった見事な力こぶや割れた腹筋などが思い浮かぶのではないでしょうか。しかし今,筋肉は私たちの健康維持の鍵を握る,重要な器官であることがわかってきています。
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三角関数,あるいは「サイン・コサイン・タンジェント」と聞くと,「テストのために丸暗記したが,どうもよくわからなかった」という人も少なくないと思います。
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17世紀のオランダの哲学者スピノザ。彼が理想の人間像とする「自由人」とは「死について考えず,その知恵を生に注ぎ,自分と他人を向上させることに専念する」者であり,その死生観は,困難な時代を生きる私たちにさまざまなメッセージを投げかけています。 ピューリッツァー賞候補の哲学者による本書は,スピノザの思想と時代背景を読み解きながら,スピノザ哲学から,私たちが最高の人生を送るための指針を力強く示します。「神のいない世界で,どうすれば人類はよい人生を送り,幸福を享受できるのか?」その答えとは?
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今の時代,退屈になるとスマホで気を紛らわせようとしがちです。しかし,「退屈」には人生を変える重要なメッセージが隠されていると知れば,スマホを見ている場合ではないかもしれません。 本書は,最新の心理学研究をもとに,退屈が伝えるメッセージを読み解いて上手に生かす方法を教えます。また「そもそも退屈とは何か」「人はどのようなときに退屈を覚えるのか」「年齢や成長と退屈の関係」など,退屈にまつわるさまざまなトピックを紹介。本書を読むことで,退屈の秘密がわかり,すき間時間を成長につなげることができるでしょう。 ※本書は2021年発行『退屈の心理学 人生を好転させる退屈学』をニュートン新書として発行したものです。
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虚数とは,2乗するとマイナスになる数です。高校の数学で虚数を教わったものの,何に必要なのかわからない,という人も多いのではないでしょうか。しかし,虚数は今や数学や科学にとってなくてはならない存在です。数学の世界を飛躍的に発展させただけでなく,電気回路や航空機の設計など,私たちの生活におどろくほど役立っているのです。この本では,虚数発見の歴史やエピソードをはじめ,数の世界の終着駅「複素数」の詳細や,身のまわりや物理学で活躍する虚数,世界一美しい数式と虚数の不思議など,虚数の基本と応用をやさしく解説します。
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声をかけるだけで家電操作や検索ができる音声アシスタント,話し言葉でも精度よく外国語に翻訳できる翻訳ソフト,顔認証に指紋認証,自動運転……。ほんの少し前までは“未来の技術”と思われていたものたちが,どんどん現実社会に普及し,定着しつつあります。こうした技術の発展を支えるのが,人工知能(AI)です。
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「三角関数」という言葉を、聞いたことはあるでしょうか。高校生の人は、もしかしたら数学の授業やテストで、三角関数のたくさんの公式に苦しめられているところかもしれません。一方で、三角関数なんて知らないという人や、社会人になってから三角関数を使う機会がなかったので忘れたという人も、多くいることでしょう。
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ぐっすり眠ることは,はつらつとした生活を送る上でとても大事です。睡眠不足だと,体はだるく,頭もうまくはたらきません。ところが,日本は圧倒的に睡眠不足の国のようです。ある調査によると,日本人は諸外国の平均よりも1時間以上も短い睡眠時間しかとっていないのです。睡眠不足になると,疲れがとれないだけでなく,さまざまな病気につながる恐れもあります。
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われわれは自分自身の体について,どれくらいのことを知っているでしょうか。
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「この調査の数値は,実態をあらわしているのだろうか」など,私たちは日常においてしばしば判断に迷うことあります。
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人体は過酷な環境に置かれたとき,どれほど順応できるのでしょうか? 20世紀はかつてないほどの人々が,地球上でもとりわけ厳しい灼熱の地や極寒の高山を目指しました。本書は,ヒマラヤ,北極,南極,砂漠などの極限環境への探検に焦点をあて,人体の物理的限界を研究する極限生理学の歴史を解説します。 また,遠征型の科学実験の背景となる政治的な思惑や植民地統治の状況についても明示。過酷な環境を実験場と捉え,危険な挑戦に立ち向かってきた研究者たちの歴史と,それに伴う科学の発展の軌跡を鮮烈に描きます。
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有史以来,科学とは無縁の歴史を歩んできた人類は,17世紀に突如として科学を手に入れ,急速に発展させていきます。 ニュートンはなぜ,万有引力の法則を思いついたのか? ダーウィンとそのライバルたちとを分かつものとは? アインシュタインはいかにして,相対性理に行き着いたのか? 本書は,世界を一変させる偉大な理論を唱えた科学たちの研究を例にとり,現代に通じる「科学的思考」の原点をひもといて,「科学はなぜ,どのようにして生まれたのか」という哲学的なテーマの答えに迫ります。
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ヒトは学んだことを知識として身につけたり,過去の出来事を思いだしたりできます。また,喜びや悲しみ,愛情,嫉妬,恐怖といったさまざまな感情も生まれてきます。
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死は,人がさけることのできない運命です。誰もが一度は死に思いをめぐらせ,ばく然とした不安を感じたことがあるでしょう。では,死ぬとはいったいどういうことなのでしょうか。人はなぜ死をむかえなければならないのでしょうか。死とは単純にこわいものというだけでなく,生物に進化と適応をもたらしてきた側面もあります。この本では,死に向かう体では何がおきているのかといった生と死の境界線や,細胞がもつ死や寿命のメカニズム,さらには死を間近にしたときの心の変化など,さまざまな切り口で死についてせまります。科学を通して死と向き合うことで,きっと死に対してこれまでとはちがう印象を受けるようになるでしょう。
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「身のまわりの物質はすべて、極めて小さな『ひも』が集まってできている」。これが、物理学の最先端の理論である、「超ひも理論」の考え方です。
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「あいつのすごさは次元がちがう」「異次元ワールドへようこそ」「二次元アイドル」等々,「次元」という言葉は普段,いろいろな場面で目にします。そもそも「次元」とは何なのでしょうか。
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無という言葉は「何も存在しないこと」を意味する。そのような「無」は退屈で,とくに論ずることはないように思えるかもしれない。しかし,科学者たちはそうは考えない。たとえばアメリカの物理学者レオナルド・サスキンド博士は,「無のすべてを知る者は,すべてを知りつくす」と言う。
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SNS,メール,アプリの通知……。現代は氾濫する情報のせいで,集中力が簡単に途切れてしまう傾向にあります。 本書は,集中力が脳の中でどのように機能するのか解説し,集中力が持続する時間,低下する原因など,集中力に関する最新の科学的知見を紹介。現代人に求められるマルチタスクと集中力の関係,スマホに夢中になってしまう原因などを明らかにするとともに,集中力を高めるための具体的な方法を伝授します。 本書によって,集中力の秘密と高め方がわかり,仕事や学習の効率を上げて成長につなげることができるでしょう。 ※本書は2021年発行『人生を変える集中力の高め方 集中力が劇的に向上する6つの話』をニュートン新書として発行したものです。
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シニシズムとは,社会の風潮や規範など,あらゆる物事を冷笑的にながめる見方や態度のことです。元々は古代ギリシャの哲学の学派であり,独自の生活様式を実践することで世間を批判し,人々の生活状況を変えることに献身的でした。しかし,現在のシニシズムは,高尚なものや人間が持つ美点をさげすみ,よりよい世界の可能性を否定します。 本書は,古代ギリシャから現在までのシニシズムの変遷を時代ごとに解説。各時代の社会を反映してさまざまな形に変化していくシニシズムを通し,人間と社会の本質が見えてくるでしょう。 ※本書は2021年発行『シニシズム』をニュートン新書として発行したものです。
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コンピューターゲームは私たちに悪影響を及ぼすものなのでしょうか? 本書は,幼少期からゲームに親しんできた臨床心理士が自身の体験や患者の事例をもとに,ゲームが発達や心理に及ぼす影響を分析。ゲームと暴力性の関係,依存症など,ネガティブな面を取り上げながら,ゲームによって社会的スキルやコミュニケーション能力が育まれるといった,ポジティブな側面を解明します。 世間で抱かれる「ゲーマー」に対する印象が一変する本書は,ゲームにのめり込みがちな子どもをもつ親や,教育者におすすめの1冊です。
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アメリカ国立医学図書館によるビジブル・ヒューマン・プロジェクトは,人体の高精細な画像を記録する一大プロジェクトで,その膨大な数の画像は,全米の医学部の教材にも使用されています。 本書はその中から厳選した画像を元に作成した,人体の各パーツの3次元画像を掲載。細胞レベルまで細かく,完璧に再現した解剖図で,人体の仕組みをくわしく解説します。筋肉や骨の動きから,臓器の働きまで,人体のすべてを網羅した本書は,私たちの体を知るためのガイドブックとして最適な1冊です。
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物理とは,いわば自然界のルールをとりあつかう学問です。たとえば,あなたがすべてをお見通しの“神様”でなくとも,相手が投げたボールがどこに届くのか,だいたい予想できるはずです。それはボールが毎回,同じルール,すなわち「法則」にしたがって飛ぶからです。このような法則を勘ではなく,だれでもあつかえるように体系化したものが物理学だといえます。この本では,力のはたらきや運動をはじめ,気体と熱,音などの波の性質,電気と磁気,ミクロな世界の法則から最先端物理まで,物理学の全体像をやさしく紹介しています。むずかしい計算をする必要はありません。物理の世界をどうぞお楽しみください。
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この宇宙はどれほど広く,どれくらい昔から存在するのでしょうか。はるか遠くの宇宙にはいったい何があり,何がおきているのでしょうか。
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「微分積分(微分と積分)」なんて、いったい誰が考えだしたんだ! と腹立たしく思ったことがある人もいるのではないでしょうか。微分積分は、中学高校で習う数学の中で、最もつまずきやすい単元の一つといわれています。
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本書は,物理学に関するさまざまなキーワードを,ビジュアルとともにわかりやすく解説した図鑑です。
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人類は長い年月をかけて,数の世界を開拓してきました。本書は,人類が発見したさまざまな数と,それらの数たちを結びつける美しい数式について,「対話形式」の文章と豊富なイラストでやさしく解説した1冊です。
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私たち人類はなぜここにいるのか,自分の先祖をたどっていくとどこに行き着くのだろう。誰でも一度は考えたことのある疑問かもしれません。
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現代はあらゆる分野で「評価指標」が用いられ,それによって目標が定められたり,決定がなされたりしています。しかし,評価指標を誤って使ってしまったら,どうなってしまうのでしょうか? 本書は教育,医療,行政など,さまざまな分野で「評価指標の誤った使い方」が招く弊害や悲劇を紹介し,評価指標に見られる誤りを分類。それらの解決策を示すとともに,評価指標が私たちの行動や考え方に与える影響を明らかにし,評価指標の正しい使い方を指南します。 データを正しく見極め,使いこなす力が身につく1冊です。 ※本書は2021年発行『BAD DATA 統計データの落とし穴』をニュートン新書として発行したものです。
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ビットコインなどの暗号通貨の基盤技術として知られるブロックチェーン。この新技術は,今や暗号通貨のみならず,不動産,食品業界,地方自治体など,さまざまな分野で活用されています。 本書は,複雑で難解とされるブロックチェーンについて,基礎からわかりやすく解説。下巻では,ブロックチェーンと法律の関わりや問題点,インターネットよりさらに一般的に,便利に活用される方法などについて,紹介します。 この新技術によって,私たちの生活はどう変わっていくのか。その可能性を探っていきます。 ※本書は2021年発行『ブロックチェーンの技術と革新 ブロックチェーンが変える信頼の世界』をニュートン新書として発行したものです。
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ビットコインなどの暗号通貨の基盤技術として知られるブロックチェーン。この新技術は,今や暗号通貨のみならず,不動産,食品業界,地方自治体など,さまざまな分野で活用されています。 本書は,複雑で難解とされるブロックチェーンについて,基礎からわかりやすく解説。上巻ではブロックチェーン誕生の経緯や機能,用途などを紹介します。 インターネットと同様,近い将来,一般的なものになるといわれるブロックチェーン。この新技術によって私たちの生活はどう変わっていくのか。その可能性を探っていきます。 ※本書は2021年発行『ブロックチェーンの技術と革新 ブロックチェーンが変える信頼の世界』をニュートン新書として発行したものです。
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B Corp認証は、従業員や地域社会、環境へ配慮した事業活動を行っている企業に与えられる、新しい国際的な企業認証制度です。すでにダノンやパタゴニアを始めとする全世界5000社以上の企業がB Corp認証を取得し、持続可能なビジネスモデルの構築する革新的な制度として注目を集めています。 本書はB Corp認証の制度の仕組みや取得するメリットなどを、具体的な企業の取り組みを紹介しながら詳しく解説、かつ、「新しい資本主義」の仕組みをつくろうという志に燃えた3人の若者が、試行錯誤の末に認証制度を設立し、企業のトップや州政府を巻き込みながら、制度を世界に広げるまでの軌跡をつづったストーリーにもなっています。 原著Better Businessは『フィナンシャル・タイムズ』のResponsible Business Education Awardsの他,多数の賞を受賞。SDGs時代にビジネスの世界はどう変わるのか? 経済の潮流に乗り遅れないために、ぜひ読んでおきたい1冊です。
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「人は何のために学ぶのか?」教育を含むあらゆることが「役に立つかどうか」というメリット,デメリットで判断されがちな現代において,その答えを探すのは困難かもしれません。 本書は,内面の充足感を求めてエリート大学生活を捨てた哲学者の著者による「学びの本来の素晴らしさ」を追求したエッセイです。ソクラテスやマルコムXなどの歴史上の偉人のほか,小説や映画の登場人物などを分析し,知的探求がいかに人生を豊かにするか,明示します。 本書を読むことで,「学ぶこと」や哲学の意義がきっと見つかるでしょう。
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ダイエットがむずかしい理由の一つは,体重が私たちの想像よりも,ゆっくりとしか変化しないからではないでしょうか。そのため,「○○ダイエット」などの手軽でまちがった方法を,つい試してみたくなってしまいます。
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「化学」は物質の構造や性質,反応などをあつかう学問です。「研究室で行うむずかしいこと」と思うかもしれませんが,化学は私たちの身のまわりにあふれ,日々の生活を支えています。
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晴れや曇り,そして雨。いつもくりかえされる天気の変化は当たり前すぎて,そのことに何の疑問も感じないかもしれません。でも,少しだけ考えをめぐらせてみてください。雲はなぜできるのでしょうか。雨はなぜ降るのでしょうか。そこにはおもしろい科学がひそんでいます。台風や集中豪雨,落雷や竜巻といった気象災害も毎年のように発生しています。地球温暖化の問題も年々深刻になってきています。この本では,そうした天気と気象のいろいろをやさしく解説していきます。また,天気予報のしくみや用語も紹介。この本を読めば,毎日の空を見るのが楽しくなるにちがいありません。
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時間とは,いったい何なのでしょうか。古代より多くの科学者たちがこの難問に挑んできました。しかし今なお,その答えは出ていません。「時間が過去から未来へ流れるのはなぜなのか」「時間を巻き戻すことはできないのか」「時間にはじまりや終わりはあるのか」。そういった謎に,最前線の物理学者たちが取り組んでいます。
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私たちは,はたらいたあとに飲むビールやジュースを普段よりもおいしいと感じることがありますが,実はこれは「脳」のしわざです。
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ニュートン力学から最新の宇宙論まで,物理学におけるあらゆるトピックス(重要人物・発見・理論)を「物理学の起源」「力学」「物性」「波」「熱力学」「電気・磁気」「原子と放射能」「量子物理学」「素粒子物理学」「相対性理論と宇宙論」の10分野,160項目で網羅しました。1項目につき1ページの読み切り型で,知りたいことがすぐに探せます。簡潔で要点を押さえた解説に,ピクトグラムのようなわかりやすいイラストで,難解な理論もすっきりと理解できます。初学者にも学び直しにもお勧めです。
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人類を進歩させてきた科学技術がなぜ戦争に利用され,世界に危機をもたらすのか? 大量の犠牲者を生む兵器を開発した科学者の功罪とは? 本書は銃から化学兵器,そして原子爆弾に至るまで,兵器の発展を追い,軍事転用された科学技術の背景を探ります。また,戦争と科学との関係を検証し,真理を追究するはずの科学者がなぜ,兵器開発という暴力の代理人なってしまうのか,戦史から紐解いていきます。 戦争という悲劇を防ぐために,科学はどうあるべきか? 過去の惨禍を教訓とするために必読の1冊です。
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多くの人が人生半ばに「この人生でよかったのか?」「これからどうすればいいのか?」と悩み,40代には幸福度が最低を記録するといわれています。いわゆる「中年の危機」と呼ばれる年代をいかに過ごすべきなのでしょうか? 本書は中年の危機を「人生を変えるチャンス」と説き,主に女性の中年の危機をめぐる考え方の変遷を中心に,発達論,ジェンダー論,心理学など,多様な観点から,すべての人が経験する人生中盤の危機について考察。女性はもちろん,男性にとっても生き方の指針となるヒントにあふれた1冊です。
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ペスト,天然痘,コレラ……。今日の感染症対策は,こうした過去のパンデミックの経験をもとに築かれたものです。本書は,人類が経験した数々のパンデミックを取り上げ,それぞれどれほどの被害をもたらしたのか,根絶するためにどのような対策がとられたのか,解説します。また,パンデミックの原因を追求した医学研究にも着目し,歴史的,文化的な分析のほか,パンデミックが起きた際の検疫,隔離,旅行の制限といった対策などにも言及します。 次なるパンデミックに備えて知っておきたい知識が詰まった1冊です。
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中学校や高校で習う数学は,いったい何の役に立つんだ! と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。学校のテストや受験勉強に追われているうちに,そう思ってしまうのはしかたがないことかもしれません。
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学校の授業で「対数」について勉強したことがある人もいると思います。しかし,対数は何の役に立つのだろうかと思ったかもしれません。たとえば,「1等星」のように星の明るさをあらわすとき。「マグニチュード5.0」のように地震の規模をあらわすとき。これらの数値には,実は対数がかくされています。対数や,それと対をなす「指数」は,大きな数の把握や計算を楽にしてくれる役立つ〝道具〟です。この本で,対数と指数のすごさや面白さがきっとわかるはず。どうぞお楽しみください。
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量子論は,原子や電子,光といった,いわば“自然界の主役”にせまる理論です。「相対性理論」と並ぶ,現代物理学において最も重要で,最も基礎となっている理論の一つです。
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「舞台は,さまざまなロボットが活躍する近未来の地球ーー」。SF映画のキャッチコピーのような世界が,今や現実になりつつあります。今,私たちの身の回りでは,さまざまな人工知能(AI)がめざましい活躍を見せているのです。
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「化学」と聞くと,自分には関係のない,どこか遠い世界の話のように思えるかもしれません。
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人類が2500年以上にわたってつくりあげてきた”知の結晶”それが「哲学」です。私たちが「科学」とよんでいる学問は,かつて哲学に含まれていました。そして,17世紀から19世紀にかけて,哲学から分かれ,科学として発展しました。
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ビル・ゲイツが「バーツラフ・シュミルほど,その本を楽しみにしている作家はいない」と絶賛する著者による世界的話題作。世界屈指の思想家,統計分析の第一人者である著者は「限りある地球で無限の成長はあり得ない」と言います。本書では微生物のようなミクロから帝国のようなマクロまで,世界中のさまざまな形態の「成長」を,数値データを用いて壮大なスケールで解説。徹底した事実の明示によって成長の限界を導き出し,「脱成長」を提唱します。 上巻では,成長の共通パターンを解説したうえで,病気を引き起こす微生物,作物の栽培,動物や人間の成長,エネルギー変換に関するデータを提示。多様な成長曲線から見える真実を明らかにします。 "
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ビル・ゲイツが「バーツラフ・シュミルほど,その本を楽しみにしている作家はいない」と絶賛する著者による世界的話題作。世界屈指の思想家,統計分析の第一人者である著者は「限りある地球で無限の成長はあり得ない」と言います。本書では微生物のようなミクロから帝国のようなマクロまで,世界中のさまざまな形態の「成長」を,数値データを用いて壮大なスケールで解説。徹底した事実の明示によって成長の限界を導き出し,「脱成長」を提唱します。 下巻では,人工物,都市の発展,経済や文明の進歩など,複雑な成長について論証。「生物圏の居住権確保のためには成長を優先すできではない」という著者の主張の根拠が鮮明に浮かび上がります。
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なぜ,人は音楽が好きなのでしょうか? 言い換えると,なぜ,特定の音の組み合わせによるメロディーやハーモニーが好きなのでしょうか? 本書は「人が声を発する仕組み」や「音を認識するメカニズム」「音楽と発声の類似性」など,生物学の観点から「人が音楽を好む理由」にアプローチし,「特定の音の組み合わせが心地よく聞こえる理由」や「音楽によって感情が引き起こされる理由」,さらに「文化による音楽の違い」まで解き明かします。 普段,何気なく聴いている音楽に対する印象が一変する1冊です
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現在,うつ病は,先進国における健康問題として20〜40代までの世代でトップを占め,WHO(世界保健機関)の推定では,世界人口の約15%が生涯,一度はうつ病を経験するといいます。しかし発症しても,社会の偏見を恐れて言い出せなかったり,「精神の風邪」と軽く考えたりすることから,重症化する例が後を絶ちません。 本書は,欧米の最先端研究に基づき,発症の原因や治療法の進化を中心に,予防策や今後の研究課題など,うつ病に関して知っておきたいことをコンパクトにまとめたものです。誰もがもっておきたい予備知識が身につき,うつ病と正しく向き合うことができるでしょう。 ※本書は2021年当社発行『サイエンス超簡潔講座 うつ病』をニュートン新書として発行したものです。
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現インフルエンザ,HIV(エイズ),コレラ,マラリア……。人類は新型コロナウイルスが出現する前から,さまざまな感染症の脅威と戦い続けてきました。 本書は,病原体の生態と進化に着目し,感染症がうつる原因,重症化を防ぐ条件,制圧できない感染症が存在する理由など,さまざまな疑問について,わかりやすく解説。過去に流行した感染症とそれらの対処法を紹介するとともに,今後,人類は感染症といかにして向き合っていくべきか,探っていきます。 かつてないほど感染症の危機にさらされている現代に必読の1冊です。 ※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 感染症』をニュートン新書として発行したものです。
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確率 |
先の読めない出来事に対して「選択」や「決断」を迫られたとき,あなたならどのように対処しますか? 直感に頼って決めるのもいいかもしれません。しかし,客観的な判断基準が欲しいなら,「確率」の出番です。
そんな大げさな話をするまでもなく,確率というものは,私たちの身のまわりにあふれています。トランプ遊びや宝くじ,天気予報,迷惑メールの仕分けなど,そこかしこに確率はひそんでいます。
この本では,確率の基本とともに,だれかに教えてあげたくなるような面白い問題をたくさん紹介しています。ぜひとも本を読み進めて,あなたの直感と,確率論による答えとの「ずれ」を楽しんでください。
ISBN 978-4-315-52579-3 |
A5判/カラー4色刷/144ページ |
発行年月日:2022/08/15 |
定価:1480円(税込) |
統計 |
2022年7月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,「統計」です。
テレビや新聞,インターネットなどでみるニュースには,さまざまな数値やグラフが登場します。私たちはそれらをもとにものごとを判断したり,ときには大切な決断をしたりします。
統計を正しく読み解くことは,現代社会を生きるうえで欠かせないスキルです。近年はインターネットの発達により,自分の意見やデータを発信しやすくなりました。一方で「フェイクニュース」や「統計不正」などが問題になっているように,「このデータは正しいのだろうか」と考える力が必要になっています。
統計の基本的な知識が身につけば,数字にまどわされずにすみます。この本では,身近な例をあげながら統計の基礎的な考え方を紹介していきます。
ISBN 978-4-315-52580-9 |
A5判/カラー4色刷/144ページ |
発行年月日:2022/08/15 |
定価:1480円(税込) |
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「理科」は,自然科学系の学科のことです。多くの人は,中学校や高校で,「生物」「化学」「物理」「地学」の,四つの分野を学んだのではないでしょうか。
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「時間や空間の長さは,誰にとっても変わらない」。このような考えは,長い間“常識“として信じられてきました。ところが,20世紀初頭,この一見あたり前とも思われる“常識“を,ことごとくくつがえす理論が提唱されたのです。それがアインシュタインの「相対性理論」です!
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「時間や空間の長さは,誰にとっても変わらない」。このような考えは,長い間“常識“として信じられてきました。ところが,20世紀初頭,この一見あたり前とも思われる“常識“を,ことごとくくつがえす理論が提唱されたのです。それがアインシュタインの「相対性理論」です!
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本書は,単に鉱物の種類を紹介する本ではありません。
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膨大な情報が入り乱れる現代において,情報を正しく見極めるクリティカル・シンキングは必須の思考法といえます。 本書は,クリティカル・シンキングの起源や基本的な考え方,クリティカル・シンカーになるための知識やスキル,個人の特性まで,基本からわかりやすく解説。さらに指導者に向けて,幅広い実践例を用いてクリティカル・シンキングの教え方を伝授します。 熟考を重ね,理性を働かせた意思決定をすることが豊かな人生につながると説く著者が送る,多様性の時代を生きるための指南書です。 ※本書は2021年発行『クリティカル・シンキング』をニュートン新書として発行したものです。"
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文学や演劇の世界,日常の会話……。古代ギリシャ・ローマの時代から現代に至るまで,「嫌み」や「皮肉」,パロディや風刺は,社会に欠かせないスパイスの役割を果たしてきました。なぜ,人は嫌みを言うのでしょうか。なぜ,皮肉を言い,風刺を愛するのでしょうか? さまざまな分野で「嫌み」や「皮肉」がどう使われてきたのか,本書ではその歴史と変遷をたどりつつ,人間社会と人間にひそむ心理について探っていきます。 「嫌み」と「皮肉」という,たった二つの言葉から広がる奥深い世界に触れられる1冊です。 ※本書は2021年発行『「皮肉」と「嫌み」の心理学』をニュートン新書として発行したものです。
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コロナによりウイルス性の感染症に目を奪われがちな昨今ですが,ペストや肺炎や結核に代表される細菌による感染症も,人類にとって大きな脅威であることに変わりはありません。人類は細菌に対し、抗生物質を開発して戦ってきました。その一方で,乱用から起こる耐性菌の問題は,病気そのものより重大なことがあります。抗生物質の乱用は個人を越え、土壌や水や家畜をも汚染し,細菌が耐性をもつ原因になります。すでにいかなる抗生物質も効かない感染症による死亡例が現れ,イギリスのさる研究機関により,2050年までに毎年1,000万人もの抗生物質耐性菌による死者が出る,との推定も発表されています。 本書はこうしたいたちごっこのような耐性菌と人間との闘いの歴史について,世界中の実例を基に解説。感染症に有効な抗生物質がほぼなくなりかけているという現実に目を向け,安易な抗生剤の使用に警鐘を鳴らします。 ※本書は2021年発行『菌 病原体を根絶せよ。人類と薬剤耐性菌の攻防史』をニュートン新書として発行したものです。
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世界中のレースで勝利を収め,数々の伝説を残している高級スポーツカーブランド,フェラーリ。 本書ではイタリア・マラネッロで生まれた最初のロードカーから、新世紀を代表するハイパーカーまで世界屈指のカーメーカーの進化の歴史を詳しく紹介します。フェラーリの礎を築いた伝説の「166」,最高峰のクラシックカー「250GTO」,最高速度323km/hを誇る「F40」,徹底的にモダンな「スクーデリア」など,フェラーリを代表するモデルの開発秘話も満載。 マラネッロ製造の憧れの車を網羅した本書は,多数の貴重な写真とともに28本の極上の物語を収録しています。
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一説によると,ヒトの成人の体には,およそ37兆個の細胞があるといいます。自分の体が,37兆個もの細胞が集まったものだなんて,おどろきませんか? 夜に寝ているときも,朝に起きて出かけるときも,私たちは37兆個の細胞のかたまりなのです。
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人体 |
2022年6月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,「人体」です。
私たちの体には,おどろくほど巧妙な“生きるしくみ”がかくされています。 手足を思いどおりに動かしたり,見たり聞いたり味わったり,必要な栄養がきちんと吸収されたりするのは,体のさまざまなはたらきのおかげです。しかし,自分の体の中がどうなっていて,どのようなことが行われているのか,意外に知らないことが多いのではないでしょうか。
人体のメカニズムは,知れば知るほどおどろきと感動の連続です。その精密さと美しさは,まさに“奇跡”としかいいようがありません。本書では,そんな人体のさまざまな構造としくみをていねいに紹介していきます。 最も身近で,最も不思議な,人体の世界にせまっていきましょう。
ISBN 978-4-315-52567-0 |
A5判/カラー4色刷/144ページ |
発行年月日:2022/07/15 |
定価:1480円(税込) |
周期表 |
2022年6月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『周期表』です。
「周期表」は,学校の教科書に必ず出てくる有名な表です。現在,周期表には118の「元素」が並んでいます。元素は,水素,ヘリウム,リチウム……といった,私たちの身のまわりにある,あらゆるものを形づくる基本的な要素です。その元素を軽い順に並べたものが周期表なのです。
この本では,周期表のなりたちをはじめ,表にかくされた秘密とともにその読み解き方を解説しています。また,たくさんの元素の性質についても,似たものどうしをまとめてわかりやすく紹介しています。
周期表のことが理解できれば,元素の性質がよくわかります。知れば知るほど,化学がもっと楽しくなるはずです。
ISBN 978-4-315-52566-3 |
A5判/カラー4色刷/144ページ |
発行年月日:2022/07/15 |
定価:1480円(税込) |
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科学雑誌『Newton』が贈る、本格プレミアム図鑑シリーズ第2弾!
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地球は今から約46億年前に生まれました。生まれたばかりの地球は,宇宙をただよう小さな岩のかたまりでしかありませんでした。それから,いかにして地球は成長し,たくさんの生命にあふれる現在の美しい姿になったのでしょうか。 地球ではじめての生命は今から約40億年前に誕生したと考えられています。そこから地球と生命が歩んできた道のりは決して平坦なものではありません。地球が急激に寒冷化し,地球全体が氷におおわれてしまったこともあります。また,地球の生命の大部分が絶滅してしまったことだってあります。しかし,そういった地球環境の変化が,生命の進化をうながし,やがて私たち人類を生んだのです。 本書では,地球が誕生してから現在までの約46億年間の壮大な道のりを,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。ぜひご一読ください!
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飛行機に乗るとき,多くの人が「景色を見たいから窓側」「トイレに行きやすいから通路側」などといったように席を選ぶと思いますが,飛行機が好きな人であれば「フラップやスポイラーの動きが見えるから主翼付近」「機内全体を見渡せるから後方」など,それぞれのこだわりをお持ちだと思います。
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依存症は,依存性のある物質の摂取や依存性のある行為を,やめたくてもやめられない病気です。たとえば,お酒やたばこをやめたくてもやめられない,ギャンブルやゲームをやめたくてもやめられない,そういう状態が依存症です。
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2022年5月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,「三角関数」です。
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2022年5月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『パラドックス』です。
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真贋入り混じる情報が垂れ流され,混乱や分断を生みつつある現代の情報社会。その原因はどこにあるのか,17世紀の『事実』の成立までさかのぼり,時代ごとに特徴的な情報伝達のイノベーションを取り上げ,それによって伝播される情報の変質と,社会の変化の関わりとをていねいに追っていきます。 上巻は,レンズの発達や遠近法の発見から書き起こし,「17〜18世紀の書物や絵画,博物館」「19世紀の写真と新聞の発達」「20世紀前半の小説や雑誌の隆盛」など,メディアの中心が紙媒体だった時代を検証。科学の発展とともに,その時代の人々が増え続ける「事実」や「イメージ」をどのように扱い,かつ受け止めてきたかを鮮烈に描き出します。
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真贋入り混じる情報が垂れ流され,混乱や分断を生みつつある現代の情報社会。その原因はどこにあるのか,歴史をさかのぼり,時代ごとに特徴的な情報伝達のイノベーションを取り上げ,それによって伝播される情報の変質と,社会の変化の関わりを追います。下巻では,写真雑誌、映画、テレビ、ゴシップ誌、そしてインターネットの登場と、イメージが情報伝達に果たす役割が大きくなった時代に焦点を当てます。 撮影技術の発展と戦争との関係,「ステロタイプ」の成立に博物館が果たした役割,図書館とインターネット発達の関係など,情報社会を根元から理解するためにきわめて重要な1冊です。
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人類とは何者で,どこから来て,どこへ向かうのか? 生態学者が食物連鎖や自然淘汰,生存競争など,生態学的な観点から文明の軌跡を読み解き,大胆な新説を提示。人類とその文明が,地球上のあらゆる生命を生み出したものと同じプロセスの産物であることを,さまざまな事例とともに論証します。 かつてないほど,人類が地球に及ぼす影響力が高まっている現代。本書は文明史を振り返りながら,人類の未来に警鐘を鳴らし,重要なのは「協調」だと説きます。人類史の見方が一変し,今後の人類のあるべき姿がわかる1冊です。
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「アリが築く社会は,形式や多様性といった面から見ても,人間社会に引けを取らない,驚くほどの豊かさがある」 アリ研究の第一人者にして,2度のピューリッツァー賞受賞歴をもつ世界的生物学者がいざなう,アリの世界の物語。 世界で最も獰猛なアリ,世界で最も速いアリと遅いアリなど,約25種類のアリに焦点を当て、そのユニークな生態を解説。長年の研究を通して判明した不思議な事実の数々は、生命の賛歌でもあります。 80年にわたってアリを研究してきたウィルソン博士の目を通して見る、驚きに満ちたアリの世界をお楽しみください。 ※本書は2021年発行『アント・ワールド 〜アリの世界〜』をニュートン新書として発行したものです。
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「動物はなぜそのような行動をするのか?」「動物は何を考えているのか?」 人類は有史以来,動物たちの行動に関心をもち続けてきました。本書は,動物の行動がどのように進化したか,また,どのように発達するのか,遺伝子,エピジェネティクス,経験の相互作用などの観点から解説。最新の科学で動物の数々の秘密を明かすとともに,哺乳類,チョウ,ミツバチ,魚,鳥など,さまざまな動物が学習する仕組みや独特の文化など,ユニークな生態も紹介します。 不思議に満ちた動物の世界をコンパクトにまとめた1冊です。 ※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 動物行動学』をニュートン新書として発行したものです。
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「無」といわれたら,何を思い浮かべますか? 「0」「何もない部屋」,あるいは,数や空間といった概念すらも排除された「空っぽの世界」でしょうか? 普段,さまざまなモノに囲まれて暮らしている私たちにとって,「無」は空虚で,つまらないものに思えます。
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地球に広がる大きな海にはたくさんの顔があります。リゾート地の白い浜辺と真っ青な海,食卓へ多様な海の幸を届けてくれる海,クジラやウミガメなど生き物を育てる海。風力発電の場としても活用されていますし,陸地の天候も海から大きな影響を受けます。
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2022年4月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『超ひも理論』です。
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「微分積分」とは,簡単にいえば「変化」を計算するための数学です。目的地まであと何分で到着するかといった身近なことから,「はやぶさ2」の速度や軌道,経済状況の変化など,幅広い分野の計算に役立てられています。もはや現代社会に不可欠な計算法なのです。
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「素粒子」とは,それ以上分割することができないと考えられる,究極に小さい粒子のことです。たとえば消しゴムを,カッターでどんどん細かく切っていったら,最終的に何になると思いますか? 物質が何でできているかを明らかにすることは,紀元前のころからの,人類の夢でした。
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先の見えない現代を生きるなかで、古今の賢人たちの思想を学ぶことが、日々の活力や、突破口をみつける糸口になることがあります。哲学とは、そもそも人がよりよく生きるための考え方を追究する学問です。本書はソクラテスからチョムスキーまで、古今の知の巨人たちの理論や思想を収録。この1冊で、大学で学ぶ西洋哲学の基礎知識がにつきます。 図版や写真をふんだんに使用しているため,ビジュアルの力で、抽象的で難解な思想もすっきりと理解できます。また,「精神」や「倫理」など,さまざまなテーマで分けてあるので,興味のあるテーマから読み始めるのもよし。通読して西洋思想2500年の流れをまるごとつかむのもよし。自分スタイルで学べる最強の入門書です。
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アルゴリズムとは,さまざまな問題を解決するための計算方法や処理の手順のことです。その応用分野は,スマートフォンから,検索エンジン,トーナメントのスケジューリング,DNAの配列決定,機械学習まで,多岐にわたります。 本書はアルゴリズムがどのように活用されていて,いかに重要な役割を果たしているか,幅広い実例を挙げて解説。数式や難しい計算を最小限に抑えた,読むだけで理解できるわかりやすい内容となっています。 アルゴリズムの具体的な働きと可能性がわかる,入門書として必読の1冊です。
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動物にとって,恐怖は危険を察知し,回避するための安全警報システムのような役割を果たします。しかし,人間には不安を生み出す脅威となっています。 本書は心理療法士で精神分析家の著者が,恐怖が果たす役割や,恐怖がネガティブな想像を生み出す仕組みなどを解説。それを踏まえたうえ,著者が自身のクリニックで向き合ったさまざまな患者の実例から見えた,恐怖や不安とうまく付き合っていく方法を紹介します。 生きている限り,逃れられない恐怖や不安。本書を読むことで,「恐怖」という感情の認識が大きく変わるでしょう。 ※本書は2021年発行『「恐怖」のパラドックス』をニュートン新書として発行したものです。
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遺伝とは,古代から何千年にもわたって考えられ続けてきたテーマですが,差別や偏見にもつながる,誤った考え方が正しいとされた時代もあり,男尊女卑・人種差別の歴史ももっています。 本書では,そのような誤って捉えられてきた遺伝に関する考え方から,遺伝の歴史的発見,優生論やジェンダーなどの歴史的考察,現代における遺伝子解析や遺伝子治療など,遺伝のさまざまな要素を解説。古代ギリシャのアリストテレスの時代から現代の医療,果ては未来に至るまで,「遺伝」に対する考え方の変遷と正しい知識が身につく1冊です。 ※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 遺伝』をニュートン新書として発行したものです。
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本書は,数学に関するさまざまなキーワードを,ビジュアルとともにわかりやすく解説した図鑑です。数学が得意な人はもちろん,苦手という人にも,その楽しさを味わっていただける1冊になっています。
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エジプトにピラミッドがあるのは知っていても,マヤ文明にもピラミッドがあるのは,知らない人がいるかもしれません。
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2022年3月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『宇宙のはじまり』です。
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2022年3月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『素数』です。
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脳,心臓,肺,胃腸,肝臓,膵臓……。私たちが生きていけるのは,人体にあるさまざまな臓器が役割を果たし,協調してはたらいてくれるからです。また,私たちが健康でいられるのは,人体にそなわっている免疫が,ウイルスや細菌などの病原体から体を守ってくれるからです。
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現代はまさにデータ全盛の時代です。ネットショッピングのおすすめ商品から政府の政策決定にいたるまで,データサイエンスにはじき出された数字に基づき,あらゆる物事が決定されています。一般の人にとっても,何かを判断したり選択したりする際,「数字」は非常に大きな影響力を持っています。しかし,その根拠となる数字は本当に客観的なものなのでしょうか。 本書は,スマートウォッチの画面から国連による調査結果まで,データが生まれる過程でどのような「歪み」が生じるか,ビッグデータ解析のプロフェッショナルが,豊富な実例をもって詳しく解説します。歪みを排してデータをとる,歪みを見抜いて数字の裏にある実態を把握する。データ全盛の現代を生きる誰にでも役立つ1冊です。
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よりよい答えが欲しければ,新たな視点で正しく質問をする必要があります。世界的ベストセラーの著者が,鋭い洞察力と専門知識をもとに,意思決定,創造性,リーダーシップ,人間関係の四つの重要テーマに焦点を当て,最良の選択をするためのさまざまな「質問」を紹介。不確実で複雑な社会においても,問題の核心を見いだし,前進することができる質問力の高め方を教えてくれます。 人生を再考する力を与えてくれる本書は,仕事,学業,日常生活の変容を望む人にとって,必要なときにいつでも活用できる強力なツールとなるでしょう。 また,巻末には,キャリアのマンネリから抜け出すことから人間関係の改善まで,日常的な状況をカバーする質問,計500以上(本書に掲載されているすべて)をリストにして収録しています。
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犯罪を科学的に研究する犯罪学は比較的新しい学問で,その起源は18世紀後半にあります。それまで「犯罪学」という名称は存在せず、学問として認識されたのは20世紀に入ってからです。 本書は、現役の犯罪学者が犯罪学の歴史をたどりながら「犯罪を行うのはどのような人なのか?」「犯罪はどのくらい発生しているのか?」「犯罪を防ぐにはどうすればいいのか?」など、さまざまなテーマで犯罪を語ります。 犯罪の傾向や犯罪が起こりやすい場所、犯罪を防ぐ方法など、犯罪のことを正しく理解することができる1冊です。 ※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 犯罪学』をニュートン新書として発行したものです。
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合成生物学は成長著しい科学技術の分野です。環境問題やエネルギー問題,再生医療などで幅広く活用できると期待されており,新たな産業革命をもたらすとまでいわれています。 本書は,合成生物学の基本から,「環境問題」「医療」「工学」などへの応用,文化に与える影響など,さまざまなテーマで合成生物学を解説。合成生物学の要点と可能性をコンパクトにまとめています。合成生物学によって何が可能となり,そして,未来はどのように変わっていくのか。世界で最も注目されている分野の全容がわかる1冊です。 ※本書は2021年発行『サイエンス超簡潔講座 合成生物学』をニュートン新書として発行したものです。
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私たちは日々,体を動かし,ものを考え,喜んだり,泣いたり,怒ったりします。こうしたすべての活動を司っているのが「脳」です。そう,私たちの生命活動は,「脳」なくしては成り立たないのです。
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現代を生きる私たちは,ボールが地面に向かって落ちるのは重力のせいであり,風邪をひくのは主にウイルスのしわざであることを知っています。
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勉強や恋愛,仕事でいい結果を出したい! 誰でも一度は,そう思ったことがあるのではないでしょうか。もちろん,すべてをかなえてくれる魔法のような方法はありません……。でも,よりよい結果を出すために,参考にすべき学問があります。それが,心理学です。
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「メルセデス」はドイツの名門自動車メーカー・ダイムラー社のブランドです。 本書は1世紀以上にもわたるメルセデスの起源から現在まで,その歴史を数々の名車とともに追っていきます。 シルバーアローの独占テスト,独裁者や専制君主たちに愛されたリムジン,そして掘り出し物の希少なスーパーサルーンなど,見どころ満載のストーリーを数多く紹介するほか,メルセデス史上最も美しいといわれた300SLなど,カーマニアにはたまらない,多数の貴重な写真も掲載しています。 ダイナミックかつ洗練されたデザインで人気の高いメルセデス。その人気の秘密がわかる1冊です。
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元素の性質や原子構造を理解する強力なツールとして,近代化学の発展に大きな役割を果たしてきた周期表。1860年代初頭にロシアの化学者ドミトリー・メンデレーエフによって作成されたこの画期的な表によって,化学元素の本質をさらに深く理解できるようになっただけでなく,当時未発見だった元素の特性を正しく予測することも可能にしました。 本書は,118の元素が発見された経緯や性質,実用例などをわかりやすく解説。こぼれ話を交えながら楽しく読み進められるため,元素のことがゼロからわかる入門書としても最適の1冊です。 ※本書は2021年発行『118元素 全百科』をニュートン新書として発行したものです。
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有史以来,人類は感染症と戦ってきました。天然痘,コレラ,スペイン風邪・・・・・・。これらの感染症のパンデミックは,人類に存亡の危機をもたらしてきたといっても過言ではありませんが,ワクチンの発明などの医学の発展により,パンデミックのもたらす混乱と荒廃は近年,ほとんど忘れられていました。しかし,新型コロナウイルス感染症の莫大な人的および経済的犠牲に遭って,改めてウイルスの生態や,パンデミックの起こるメカニズムについて知る必要が出てきました。 本書は,ウイルスがどのように出現するか,人間の免疫システムがどのようにそれと戦うか,また,ワクチンや抗ウイルス薬が機能する仕組みや開発の現状,公衆衛生学上どのような感染症対策が有効かについて,わかりやすく説明します。 今知りたいことがすべて盛り込まれた,「知識による予防」に最適な1冊です。
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「脳」は私たち人間にとって,とても大切な器官です。では,脳とは何なのでしょうか? 脳は全身の神経と密接な関わりをもち,とても複雑なため,この質問に答えるのは最先端の研究者でもそう簡単ではありません。本書は脳研究によって,これまで何が明らかにされていて,何がわかっていないかを,歴史的な経緯を踏まえながら解説します。 未知なる可能性を大いに秘める「脳科学」。日進月歩で発展している脳研究の知られざる足跡をペンシルベニア大学教授とジョージタウン大学教授が伝える,現代脳科学の理解に大切な1冊です。 ※本書は2020年当社発行『脳研究最前線 ~世界では今,脳研究はここまで進んでいる~』をニュートン新書として発行したものです。
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