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元素はその個性を活かしながら,さまざまな形で世の中に貢献しています。
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「パラドックス」とは,前提条件や論理の展開にはおかしな点がないように思えるのに,受け入れがたい結論がみちびかれてしまう問題のことです。
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誰もが一度は,自分という存在について,考え込んだり,悩んだりしたことがあるかもしれません。本書は「人であるとはどういうことか」という疑問について,40年にわたって考え続けてきた哲学教授の考察をつづったものです。「夢の中で別人になった自分は,自分なのか?」,「1時間後に計画していた行動と別の行動をとった自分は,別人なのか?」「子どもの頃にダンサーになりたいと思っていた自分と,哲学者になった自分は別の人物なのか?」など,さまざまな例を用いて,その答えを探っていきます。 筆者のユニークな考えに触れることで,自分という存在について,まったく新しい発見を得ることができるでしょう。
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アメリカの人気料理番組の科学監修者であり,ベストセラー作家であるガイ・クロスビー博士。火を使い料理を初めた200万年前から現代に至るまでの人類の歴史と科学の進展をたどりながら,料理がなぜ人類の進化を決定づける要素となったのかを雄弁に語ります。クロスビー博士は,調理科学を学び,取り入れることは,家庭で料理をつくる人にとっても,プロの料理人にとっても重要であると説きます。なぜなら,調理科学への理解を深めることは,おいしさの理由を知り,美食の喜びをさらに高めることができるばかりか,慢性疾患の発症リスクを低減し,生活の質の向上にも役立てることができるからです。 各章には科学的原理を説明するコラムと著者選りすぐりのレシピも紹介しています。
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周期表は,過去200年の科学史上屈指の画期的な発見の成果ですが,その誕生に必要だったのは科学的器具でも実験でもなく,ただのペンと紙,そして才能あるロシアの化学者ドミトリ・メンデレーエフ(1834~1907)でした。メンデレーエフが周期表を作った1860年代当時,知られていた元素の数は63でしたが,今では118に及んでいます。 本書は,118の元素それぞれが発見された経緯や,それらの性質,実用例などをかんたんに,わかりやすく解説。「コバルトの名称は精霊ゴブリンに由来する」,「アメコミのヒーロー・スーパーマンに登場する架空の物質クリプトナイトが発見された?」など,こぼれ話を交えながら,楽しく読み進められる内容となっています。元素のことがゼロからわかる,入門書として最適の1冊です。
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一見,私たちの生活と何の関係もないように思える方程式の世界。でも,実は密接なつながりをもっています。コーヒーが冷める理由の裏には「エントロピー」が,快適なエアコンのしくみの裏には「ファジイ論理」が,金融市場には「熱伝導方程式」が,宇宙探査機には「フレネ・セレの公式」が関係しています。 本書では微積分や対数から相対性理論,エントロピーなど,現代社会で最も重要と思われる方程式を精選。50の方程式について,楽しいイラストや豊富な図解を使って,身近な例からやさしく解説していきます。 「ロケットはなぜ飛ぶの?」「万有引力って結局,何?」「ギャンブルは必ず胴元が勝つようになっているって本当?」「ネット検索って,どういうしくみになってるの?」——そんな疑問に答えながら,その裏にある方程式を一つずつわかりやすく紹介していきます。数学好きの方はもちろん,数学嫌いな方も楽しく学んで,“世界のしくみ”の裏側がスッキリわかる一冊です。
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微分積分とは,未来を予測するための数学です。位置や速度,株価など,さまざまな値がどのように変化していくのか,その未来を計算するときに微分積分は欠かすことができません。小惑星探査から,医療診断,経済動向の予測,携帯電話の技術など,さまざまなところで微分積分が使われています。現代社会は微分積分によって支えられているといっても過言ではないでしょう。
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画像認識や自動翻訳,話しかけたら答えてくれるスマートスピーカーなど,AI(人工知能)は,私たちの生活のいたるところで使われるようになりました。けれど,「AIとは何か」をきちんとわかっている人は,少ないのではないでしょうか。AI はコンピューターの中にあって,目に見えません。また,コンピューターやプログラムのしくみがわかっていないと理解しにくいものです。
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私たちは人生のおよそ3分の1を,眠って過ごします。睡眠は私たちの人生の大きな部分を占めているといえます。睡眠不足になると,体はつらいですし,気分も重くなります。仕事や勉強の効率も,落ちてしまいます。本書は,睡眠の基本やぐっすり眠るコツなどについて,楽しく学べる1冊です。“最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽に読み進められます。どうぞお楽しみください!
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音速を超える速度で飛行できるジェット戦闘機。その歴史は第二次世界大戦中のドイツから始まります。第二次世界大戦が終結後,アメリカをはじめとする各国が開発競争を繰り広げ,ジェット戦闘機の技術を発展させてきました。その性能は急速に発展し,今や最高速度は時速3000kmを超えています。
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「脳」は,私たち人間にとってとても大切な器官です。では,脳とは何なのでしょうか? この質問に答えるのは,最先端の研究者でもそう簡単ではありません。 本書は,脳研究によって何が明らかにされていて,何がわかっていないかを,歴史的な経緯を踏まえながら解説します。現代の医学や科学の発展に鑑みると,脳の理解もさぞ進んでいることだろうと思う方も多いでしょう。しかし驚くなかれ,脳に関しては「わからないことだらけ」なのです。 脳は,全身の神経と密接な関わりをもっているため,とても複雑であるというのがその理由の一つです。その複雑な対象を前に,研究者たちがどのような手段をとったのか……。科学的な考え方だけでなく哲学的な観点を含めながら,さまざまな観点で解説します。 「脳とは何か?」 答えを求めた研究者たちは何を見たのか……。日進月歩で発展している脳研究の「今」を伝える,現代脳科学の理解に大切な一冊です。
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すぐれた人びとの残した偉業から血なまぐさい戦争と虐殺にいたるまで,本書は数千年にわたって繰り広げられてきた人類の歴史を,精緻なイラストと写真を豊富に添えて語ります。ジェレミー・ブラック教授は最新の歴史学理論の発展に刺激を受け,特に環境や都市問題,科学,政治,日々の暮らしの営みに着目し,私たちが過去を理解するための道を照らしてくれます。
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ヨガ愛好者は全国で800万人を超え,今後はさらに拡大していくともいわれています。本書では,主な30種類のポーズ(体位)について,美しいカラーイラストによる図解で詳しく紹介。解剖学の観点から,効果的なポーズの取り方のポイントなどを示していきます。
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★永久保存版・本格図鑑シリーズ第7弾★
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数学の中でも,「数」は最も基本的な分野かもしれません。小学校や中学校の授業でも,整数や分数,素数などの,さまざまな数が登場します。
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本書の「はじめに」には,次のように書かれています。「錬金術が失敗したり偽りとされているのは,数を使わなかったからです。数こそが,錬金術の魔術と神秘主義を,科学としての化学に変えたのです」
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哲学と聞いて,どんなイメージが思い浮かびますか? なんだか難しく,近寄りがたいと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし,哲学とは「人間とは何か」というシンプルな問いを扱う学問なのです。
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心理学は19世紀に誕生した比較的新しい学問ですが,人間は何千年も前から「心とは何か?」という疑問に向き合い,その答えに思いを巡らせてきました。しかし,いまだに答えは出ていません。
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本書は,太陽系に関するさまざまなキーワードを,ビジュアルとともにわかりやすく解説した図鑑です。 太陽系についてやさしい入門書がほしいという人から,もっと太陽系について詳しくなりたいという人まで幅広く楽しめる1冊です。
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「次元」とは,何でしょうか。ごく簡単にいえば,次元とは動くことができる方向の数のことです。私たちの世界では,縦,横,高さの三つの方向に動くことができます。このため私たちの世界は,3次元の空間だといえます。
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「数をかぞえる」。人類が誕生して現在に至るまで,多くの人が取り組んできた営みです。でも,わかりやすくかぞえるために使ってきた「数字」が現在のようなかたちで整備されたのは,そう遠い昔ではありませんでした。 本書は,現役の数学者が「数ってどんなもの?」,「計算するってどういうこと?」という疑問をわかりやすく解説した本です。たとえば,私たちは「10」をキリよく気持ちのよい数字と感じますが,それはなぜなのでしょうか? その理由は,私たちの指の本数が「たまたま」両手で10本だったから,なのです。 現在の「アラビア数字」で表される数字の表現はとても便利ですが,エジプト,ローマ,中国や日本など,独自の数字表現を使ってきた文化は世界中に見られます。「数の性質」に興味をもつ筆者の手によって,それぞれの表現方法がもつおもしろい性質が解き明かされていきます。 算数や数学は苦手なんだ……という人にこそオススメしたい,数字に親しむひとときを味わえる一冊です!
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学校の教科の中で,数学ほど好き嫌いがはっきり分かれるものはないでしょう。「数が苦手」,「計算が難しくてつまらない」と,あきらめてしまった人もたくさんいるはずです。しかし,実は数学は,魅力的で楽しい世界なのです。
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私たちの身の回りには,必ずどこかに数学が隠れていると言っても言い過ぎではありません。そんな私たちの暮らしを,「人間の世界」,「自然界」,「技術」,「スポーツ」,「娯楽」,「移動」,「日常」の七つに分けて,それぞれ魅力的な話題を展開します。コンピュータのしくみや統計学が数学的なのはもちろんですが,球技でカーブをかけたり,トーストがなぜバターを塗った面から落ちるのか,なんてことまで数学的に考えると,おもしろそうではないですか?
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心理学という学問が誕生したのは,長い歴史において比較的最近のことで,19世紀になってからです。それまで,人間は心というものに対して,どのように向き合ってきたのでしょうか?
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時間は,だれにとっても身近なものです。しかし時間とは,いったい何なのでしょうか。この疑問は,古くから多くの科学者たちを悩ませてきました。そして今なお,物理学の最前線で,時間の正体を解き明かそうと研究が進められています。「時間が過去から未来へ流れるのはなぜなのか」「過去にもどることはできないのか」。そういった謎に,物理学者たちは真剣に取り組んでいるのです。
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人体の器官は,それぞれに重要な役割をもち, 互いにかかわり合いながら私たちの生命や健康を維持しています。そのしくみは機械仕掛けの時計のように,とても精密で興味深いものばかりです。 たとえば,私たちが普段何気なく行っている「食べ物を飲み込む」という行為には, 口の中の25種類以上もの筋肉がかかわっています。
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航空機で世界のどこにでも移動することができる現代。航空機の歴史は,1世紀以上も前に,アメリカのライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したときから始まります。当初,航空機の飛行速度は時速160kmほどでしたが,1世紀の間にめざましい発展を遂げ,今や時速3,200km以上に達しています。
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水兵リーベぼくの船……。元素周期表の,この有名な語呂合わせを学校で習った人はたくさんいると思いますが,その詳しい内容までを覚えている人はそう多くないのではないでしょうか。元素周期表には,私たちの身の回りにある物質の「もと」が,すべて記載されています。そしてさらに,それぞれの元素の並び方には重要な意味があります。
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物体は落下する。太陽は東から昇り,西に沈むー。誰もが知っている当たり前のことですが,これらについて「なぜなのか」と思い,解明を試みた人たちがいます。
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高校までに学校で習う物理は,力学,熱力学,波動,電磁気,原子という主に五つの分野があります。この本は,これら五つの分野に加えて,相対性理論や超ひも理論の基本的なエッセンスを網羅しています。物理に興味がある人,物理を学びなおしたい人にとって,ぴったりの1冊です。ぜひご一読ください!
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遠い昔,みずから考えて動く機械などは空想上のものでしかありませんでした。しかし現在,技術がめざましく発展して,AmazonのAlexaやiPhoneに搭載されたSiri,MicrosoftのCortanaなど,人工知能を利用したサービスや製品が次々と生み出されています。 本書では,空想にすぎなかった人工知能が少しずつ発展をとげていくさまを,100個のトピックでご紹介します。それぞれのストーリーがおもしろいだけでなく,美しい写真や絵画が理解をより深める構成になっています。 三目並べやオセロなどの簡単なゲーム,アバカスというそろばんのような道具,観客を喜ばせるためにつくられたからくりアヒル,『フランケンシュタイン』といった文学作品や『2001年 宇宙の旅』などの映画…。人工知能の発展には,技術の進歩にくわえて,小説や映画,ゲームなどの娯楽も大いに貢献してきました。 「人工知能」の言葉が秘める奥深いエッセンスがよく理解できる一冊です。
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「人工知能(AI)」は,すっかり耳慣れた言葉になりました。しかし皆さんは,私たちの暮らしの中にどれくらいAIが浸透しているか,ご存知ですか?
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世界10か国語以上に翻訳され,世界中で読まれている第一級のテキスト『細胞の分子生物学』の最新版がついに発売となります。「第6版」は最新情報を網羅した大幅改訂版です。
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