SF小説や漫画でもおなじみの「次元」とは,いったい何なのでしょうか。私たちは縦・横・高さのある「3次元空間」に生きています。では,その一つ上の「4次元空間」とは,どのようなものなのでしょうか。 最先端の物理学では,この世界は実は「9次元空間」である可能性も考えられています。縦・横・高さをこえた「高次元空間」が,私たちが気づけないほど小さく丸まってそこかしこに存在しているというのです。そして,実際にそのような高次元空間の実在を証明しようと,さまざまな実験も行われています。 本書では,「次元」の考え方の基本をはじめ,奇妙な4次元空間を“見る”方法,そしてより高次元をめぐる最先端の物理学の世界までを,ビジュアルにわかりやすく紹介します。
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