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次号予告

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      • 2024年10月号  

      次号(2024年10月号)は,2024年8月26日発売予定

       

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 Newton Special

特集

もつれる量子

 

 2022年のノーベル物理学賞は,「量子もつれ」という現象の存在を実験で証明した3人の研究者に贈られました。量子もつれとは,光子や電子などのミクロな粒子間でなりたつ特殊な関係性のことです。

 量子論とは,主に原子や光子などが主役となるミクロな世界の現象を取りあつかう物理学です。「波と粒子の二面性」や「複数の状態の共存(重ね合わせ)」といった,不思議な現象がたくさん登場します。量子もつれは,とくに不思議な現象だといえます。量子もつれの関係にある粒子のペアは,たとえ何億光年はなれていようとも,おたがいに影響をあたえあうのです。

 量子論(量子力学)を利用した技術は,量子暗号通信や量子コンピューターなど,現代の最先端科学に欠かせないものになっています。量子もつれも量子暗号通信などに応用されており,実用化へ向けた技術開発競争がはげしくなっています。

 次号の第1特集では,量子もつれの基礎から応用までをわかりやすく紹介します。どうぞご期待ください!

 

  

 

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主な内容

●「見ていないときに月は存在しない?」量子論の不思議な考え方

●量子もつれは,量子論に疑問をもったアインシュタインらが提唱した

●「ベルの不等式」の破れを確かめたことで,量子もつれの存在は実証された!

●量子もつれの遠隔作用は,超光速通信を禁止する相対論と矛盾しないのか?

●量子もつれを応用した量子テレポーテーションや量子暗号通信とはどんな技術か?

●激化する量子技術の開発競争。世界をリードする国・企業はどこか?

 

 


 

第2特集

日本人はどこから きたのか?

 

 私たち日本列島に住む人々は,いつ,どこからやってきたのでしょうか。近年のゲノム解析により,日本人成立の複雑な歴史が明らかになってきました。次号の第2特集では,日本人の起源に関する最新のシナリオを解説します。

 

  

 

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主な内容

●約4万年前の「最初の日本人」は,どのルートで日本列島に到達した?

●弥生時代に,縄文人と渡来人が混血し,日本人の見た目が劇的に変化

●渡来人の「第二波」が押し寄せた古墳時代に,日本人は‶完成”した

●現代日本人に残る縄文人DNAから探る,混血の歴史

 

 


 

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