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ニュートン別冊 無とは何か 「何もない」を探る旅(2024年5月21日発売)

ニュートン別冊

無とは何か 「何もない」を探る旅

 

究極の無は存在する?
物理学・哲学・数学でめぐる知の冒険

無とは何か 「何もない」を探る旅
 
 
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ISBN978-4-315-52811-4
A4変型判/オールカラー/176 ページ
発行年月日:2024/06/10
定価:1980 円(税込)

 

 

 「無」という言葉には,どこか心を引きつけるものがあるのではないでしょうか。本書は,そんな魅力的な響きをもつ「無」を追求する一冊です。
 まず取り上げるのが,数の無といえる「ゼロ」。その発見から成立までには長い歴史がありました。つづいては「真空」について。現代物理学によれば,真空はただの「空っぽの空間」などではないといいます。
 さらに,最先端の理論物理学では,空間や時間さえ存在しない「究極の無」にもせまろうとしています。無の探究の歴史は,物理学の発展の歴史そのものでもあるのです。
 私たちの住む「有」の世界を鮮明にえがきだす「無」。そのおどろくべき正体に,じっくりとせまっていきましょう。

 

CONTENTS

  • プロローグ
     
    1 「ゼロ」の発明と,自然界のゼロ
    さまざまなゼロ
    古代文明のゼロ
    ゼロの発見
    ゼロと無限 ①〜②
    微積分
    Column1 不思議な立体「ガブリエルのラッパ」
    絶対温度0度
    抵抗ゼロ
    質量ゼロの光子
    大きさゼロの天体
    見かけの速度ゼロ
    密度ゼロの空間
     
    2 真空とゆらぐ「無」の空間

    【試し読み】

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    真空は存在するか
    エーテルの否定
    真空の実在を証明した実験
    真空ポンプ
    身近にある真空 ①〜②
    電子の「存在」
    光の粒子が飛びかう宇宙 ①〜②
    対生成・対消滅
    わきたつ真空
    場の量子論
    カシミール効果
    ヒッグス場 ①〜②
    ダークマター
    ダークエネルギー
    もっとくわしく! 真空の相転移
    Column2 自然界の最小部品「素粒子」
     
  • 3 物が「存在する」とはどういうことか

    【試し読み】

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    見えるもの ①〜②
    Column3 「透明」とは何か
    原子はほぼ無 ①〜②
    存在と「観測」
    粒子と波 ①〜④
    光の波動説
    光量子仮説
    ボーアの原子模型
    電子の波
    コペンハーゲン解釈
    状態の共存
    不確定性原理
    マクロな物体
    量子論における「観測」
    多世界解釈
     
    4 時空の「無」が宇宙を生んだ
    宇宙は“無”から生まれた?
    宇宙空間は不変ではない
    宇宙のはじまりは点?
    宇宙の存在のゆらぎ
    トンネル効果 ①〜②
    無境界仮説 ①〜②
    “無”の方程式
    Column4 宇宙の未来
    Topics 宇宙と真空崩壊
     
    5 超ひも理論と時空の「無」

    【試し読み】

    newtonB_Nothing_202405_No3-3.jpg

    点からひもへ
    「究極の理論」の候補
    「ひも」はどんなもの?
    隠れた次元
    ひもがくっつく“膜”
    親宇宙と子宇宙
    輪廻する宇宙
    マルチバース
    エキピロティック宇宙論
    ホログラフィー原理
    Column5 仏教の「空の思想」と量子論の意外な共通点
     

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