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クジラは地球上で最も興味深い生き物の一つです。クジラは海で暮らす哺乳類であり,約5000万年前はオオカミのような姿をしていたことがわかっています。現在の鯨類はハクジラ79種,ヒゲクジラ15種,計94種と多様化していて,小型のイルカから大型のシロナガスクジラまで実に多様な姿をしています。本書の1〜2章ではクジラのおどろくべき進化や生態など,クジラの生物としてのおもしろさについて解説しています。 クジラと人類の関わりについても長い歴史があります。3章では日本と世界の捕鯨の歴史についてくわしく紹介しています。2019年,日本は個体数がじゅうぶんに回復しているいくつかの鯨種について,領海・排他的経済水域(EEZ)内での商業捕鯨を再開しました。4章では最新の科学的な資源調査をもとにクジラの現状にせまります。また,鯨肉は高タンパクかつ低カロリーの健康食材としても注目されています。5章では新型捕鯨船「関鯨丸」のテクノロジーとクジラの食品としての可能性について解説しています。本書には特別付録としてクジラポスターもついています。クジラのことが網羅的にわかる一冊です。
※電子版にポスター付録は含まれません
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