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地球上でもっとも寒く,最も乾燥し,最も強い風が吹く大陸,南極。4000メートルを超える厚さをもつ氷におおわれたこの大陸は,しばしば「手つかずの大自然」と語られがちですが,科学的にみてみれば,地球全体の気候や海洋循環を駆動する,重要な場所なのです。 本書では,はじめに南極の自然をみていきます。人類を遠ざけるほどの寒さや,そのような厳しい環境に生息する生き物たちを紹介します。また,やはり無視することのできない地球温暖化の影響を解説します。また,「南極と人類」と題して,かつては前人未踏の地だった南極に挑んできた人類史を紹介します。さらに,発展をつづけ,生活しやすくなった昭和基地のリアルをみていきましょう。いかなる国家の領有権もおよばない,科学と平和のもとにある南極大陸,その真の姿を読み取っていただければ幸いです。
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