Newtonライト3.0 哲学

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Newtonライト3.0 哲学

 

科学を生んだ哲学の考え方がわかる

哲学

 2021年11月刊行の「Newtonライト3.0」は,『哲学』です。 哲学は,人類が2500年以上にわたってつくりあげてきた,“知の結晶”です。そのはじまりは,自然現象をみて「不思議に思うこと」でした。私たちが「科学」とよんでいる学問は,かつて「哲学」に含まれていました。あのピタゴラスやニュートンも,現役時代は哲学者だったのです。この本では,古代から現代にいたるまでの哲学の歴史を,科学とのつながりに注目しながらやさしく紹介していきます。また,現代科学にまつわる哲学的な問題を考えていきます。知れば知るほど面白い哲学の世界を,どうぞお楽しみください。


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 ISBN 978-4-315-52475-8
 B5判/80ページ
 発行年月日:2021年11月25日
 定価:935円(税込)
 

1.哲学のはじまり 古代ギリシャ時代

哲学の起源は自然現象への「おどろき」
神話への疑いが哲学を生みだした
最古の哲学者は万物の根源を考えた
「観察」にもとづいて「本質」にせまる
顕微鏡のない時代に「原子論」を考案
ピタゴラスは「数」に哲学を見いだす
ソクラテスが説いた「無知の知」とは
“科学の原型”は偉大な哲学者から生まれた
コーヒーブレーク 「真空」をめぐる古代ギリシャの大論争
 

2.哲学は科学のタネ 13世紀〜17世紀ごろ

イスラムから逆輸入されたアリストテレスの哲学
神学と哲学を“かみそり”で切りはなす
観察と実験の重要性を哲学者が説く
ガリレオは「思考実験」で地動説を説明した
この世界はほんとうに存在するのか?
自然界のすべては数学的に解明できる
経験によって知識を得るイギリス哲学
17世紀ごろ,哲学と科学は別の道をたどる
コーヒーブレーク 万能の悪魔が思考を支配する?
   

3.哲学はこうして発展した 18世紀〜20世紀ごろ

見たりさわったりできない物は存在しない
人間の「知」の限界を示した哲学
私たちの認識が秩序だった世界をつくる
世界は進歩しているという世界観
一般相対性理論のヒントになった原理
哲学の常識をかえたフロイトの思想
科学の対象をどこまで広げるべきか
ニーチェが語る「神は死んだ」の意味するもの
科学の大転換「パラダイム・シフト」
コーヒーブレーク 自分の「痛み」が伝わらないのはなぜ?
 

4.最新科学を哲学しよう 科学と倫理の交差点

ゲノム編集ベビーは許されるか
人工知能は「責任」をとれるか
人工呼吸器の優先順位はどうするべきか
外出制限やワクチン接種は強制してよいのか
薬の開発のためにマウスを殺してもよいのか
外来種を駆除することは人間のエゴなのか
 


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