死とは何か
品切
2018年12月刊行の「Newtonライト」は,『死とは何か』です。
誰もが決して「死」と無関係ではいられません。死が訪れるとき,体にはどのような変化がおきるのでしょうか。そもそもなぜ死が存在するのでしょうか。タブー視されがちな「死」に対して,科学のスポットライトを当てる一冊です。
生きるものの宿命? 死とは何だろう
心臓が止まり,息をしていなければ「死」?
「植物状態」は,死ではない
意識があるのに,そのことに気づかれにくい場合もある
息をせず,決して意識がもどらない状態が「脳死」
脳の細胞は,わずか4分の1酸素不足で死にはじめる
ニューロンの"最後の現象"がとらえられた?
coffee break “臨死体験”とは何か?
心臓が止まるまでにおきる負のサイクル
老化から死へ。ただし「老衰」は死因ではない
体の変化から死期を予測できるか?
coffee break 平均寿命はこの先も伸びる?
体をつくる細胞の死が,生物としての死
50~60回ほど分裂し,自死するタイプの細胞
なかなか死なず,ほとんど再生もしないタイプの細胞
細胞の積極的な自殺,アポトーシス
細胞の老化による死,アポビオーシス
細胞分裂の上限を決める「テロメア」
不死化した細胞,がんの秘密
coffee break 死なない細胞となり,永遠の命を生きる女性
分裂しつづける細菌は,永遠に生きている?
「死」があるからこそ,「雄と雌」のシステムが成立
ゾウリムシは,「原始的な死」の形を今に残している
coffee break 最強の生物? クマムシも寿命には勝てない
DNAは,生きているだけで傷だらけになっていく
DNAの傷は修復されるが,それでもたまっていく
傷だらけの遺伝情報を引きつがせない工夫が「死」?
DNAの傷は進化にも結びつく
生物によって寿命がことなる理由は?
coffee break 細胞の老化を遅らせる,長寿遺伝子
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