ニュートン別冊 やせる科学

ニュートン別冊

やせる科学

健康的にやせるための科学知識

やせる科学
 
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ISBN978-4-315-52453-6
A4変型判並製/カラー4色刷/144ページ
発行年月日:2021年10月5日
定価:1780円(税込)

 

 2019年の「国民健康・栄養調査」によると,「肥満」とされるBMI25 以上の人の割合は男性で33%,女性では22.3%でした。ここ10年間の推移をみると,女性の割合は横ばいですが,男性の割合は2013年から徐々にふえていることがわかっています。さらに40代から50代のいわゆるミド世代の男性では,肥満の割合は約4割に到達しています。太りすぎは,さまざまな病気を引きおこす原因になります。人生100年時代を生き抜くためにも,健康的にやせることがたいせつです。本書では,最新の正しい科学的知識にもとづいた食事法,運動法をお伝えしていきます。また,頭でいくらやせる方法を理解していても実際に行動しなければ,ダイエットは失敗します。成功するための脳科学も収録しています。ぜひご覧ください。

 

CONTENTS

  • 1 やせるために
    太るしくみを知ろう
    太るとは
    太る原因
    肥満とBMI
    肥満と病気
    性差と肥満
    白色脂肪細胞
    脳と肥満
    Column 1 2型糖尿病になりやすい
    アミノ酸の発見
     
    2 やせるために
    代謝のしくみを知ろう
    栄養素
    なぜ太るのか
    消化と吸収
    炭水化物①
    炭水化物②
    血糖を調整するホルモン
    インスリンの標的臓器
    解糖系とクエン酸回路
    糖質と満腹中枢
    筋肉の血糖調整
    脂質①
    脂質②
    タンパク質
    ビタミン・ミネラル
    クエン酸回路の役割
    膵臓
    肝臓
    肥満が招く病
    動脈硬化
    Column 2 就寝前に食事をすると
    太りやすくなる
     
    3 やせる脳と太る脳
    報酬系と食習慣①
    報酬系と食習慣②
    脳と自制心①
    脳と自制心②
    脳と自制心③
    双曲割引
    摂食行動とドーパミン
    太る行動と感情
    脳科学とダイエット①
    脳科学とダイエット②
    脳科学とダイエット③
    同居人の影響
    肥満と依存症
    Topics やせる科学─食欲のしくみ
     
  • 4 やせるための
    科学的に正しい食事
    カロリーとは①
    カロリーとは②
    カロリーの総量と肥満
    糖質制限
    食事誘発性熱産生
    食事制限と健康
    Column 3 低炭水化物ダイエットと時間制限食で
    脂肪がへるしくみ
    Column 4 時間制限食は
    どのようなダイエット?
    Column 5 基礎代謝量を
    へらさない野菜とは
    Column 6 咀嚼で健康に
    やせられるのか
    Column 7 味覚と肥満の
    関係性とは
     
    5 やせるための
    科学的に正しい運動
    日常的な身体活動
    座っている時間と肥満
    10分運動
    有酸素運動
    筋肉を鍛える
    筋トレの実践
    柔軟運動
     
     

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