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ニュートン別冊 最新ES細胞 iPS細胞

ニュートン別冊

最新ES細胞 iPS細胞

再生医療,創薬,病気の解明……,新たな可能性にせまる

最新ES細胞 iPS細胞
 
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ISBN978-4-315-52286-0
A4変型判並製/カラー4色刷/176ページ
発行年月日:2020年11月5日
定価:本体1,800円+税

 

 

 「ES細胞」と「iPS細胞」は,体中のさまざまな細胞になることができる万能細胞で,医学の可能性を大きく開く存在と期待を集めています。
 一足先に開発されたES細胞は,臨床応用の実績を多く残しつづけています。iPS細胞は,ES細胞が抱えていた大きな“壁”を克服できた細胞で,ES細胞の積み上げてきた知識を生かして,ここ数年で,さまざまな病気に対する臨床応用が加速しはじめたところです。現在は細胞だけでなく,臓器を再生するより高度な研究も進んでいます。また,創薬,病気の解明の研究など,活躍の場は広がりつづけています。
 本書は,2018年に刊行された別冊『最新 iPS細胞』の改訂版です。進展著しいES細胞,iPS細胞の研究最前線の情報を追加しました。ぜひご覧ください!!

 

CONTENTS

  • 1 再生医療の鍵をにぎる幹細胞
    生物の再生能力
    ヒトの再生能力
    幹細胞
    全能性の細胞
    受精卵と多能性幹細胞
    細胞の分化
    多彩な幹細胞
    幹細胞Q&A ①
     
    2 幹細胞研究の最前線
    ES細胞
    ES細胞の問題点
    細胞の初期化
    クローンES細胞
    Topics ヒトクローンES細胞の誕生
    ES細胞や体性幹細胞の医療応用
    医療用ES細胞のつくり方
    組織を治癒させる「間葉系幹細胞」
    細胞移植ではない再生の研究
    Interview 山中伸弥博士
    「ES細胞とiPS細胞は,できてしまえば区別する意味がないと思っています」
    幹細胞Q&A ② ES細胞
     
  • 3 iPS細胞研究の最前線
    PART 1 iPS細胞の最新研究成果(基礎研究)
    山中博士の戦略
    ヤマナカファクター
    山中博士の大成果
    iPS細胞の問題点
    iPS細胞とがん細胞
    高品質で特別な医療用iPS細胞
    作製方法の改良
    望みの細胞を入手する方法
    Interview 山中伸弥博士
    iPS細胞の誕生から約15年。医学の常識はどこまでかわったのか?
    幹細胞 Q&A ③ iPS幹細胞

    PART 2 iPS細胞の最新研究成果(臨床応用)
    細胞・組織の再生
    治験薬候補の探索
    病態モデルの開発
    ES細胞iPS細胞年表
     
    4 臓器の再生医学
    心筋細胞のシート
    細胞シートの応用
    患者体内での組織形成術
    細胞を使う3Dバイオプリンティング
    3Dバイオプリンターの活用例
    3次元の培養技術
    オルガノイドとは?
    肝臓のオルガノイド
    腎臓のオルガノイド
    動物の体内で臓器をつくる
    Topics iPS細胞から多臓器オルガノイド作製
    274種類の細胞マップ
     

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