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ニュートン別冊 核融合 最前線(2024年7月3日発売)

ニュートン別冊

核融合 最前線

 

実用化に向けて期待が高まる、
夢の次世代エネルギー


【お詫びと訂正】正誤表

核融合最前線
 
 
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ISBN978-4-315-52828-2
A4変型判/オールカラー/144 ページ
発行年月日:2024/07/25
定価:1780 円(税込)

 

 

 世界中で脱炭素の流れが加速する中,「二酸化炭素を排出しない・燃料がほぼ無尽蔵」とされる「核融合発電」に今,大きな注目が集まっています。
 核融合炉は“人工の太陽”ともいわれ,水素の原子核を融合させて膨大なエネルギーを発生させる装置です。核融合発電は,原子力発電とくらべて安全だといわれています。現在,国際核融合実験炉「ITER」の建設が南フランスで進められていて,核融合関連技術で世界をリードする日本も大きな貢献をしています。
 一方,ITERとは別の方式である「レーザー核融合」の研究も活発化しており,核融合関連のベンチャー企業も存在感をみせています。本書では,核融合の基礎から研究開発の現在地,未来展望までを徹底解説しています。

 

CONTENTS

  • プロローグ
    完成が近づくITER
    大前敬祥・ITER機構首席戦略官 インタビュー 人類初の核融合実験炉をつくる
     
    1.核融合発電のしくみ

    【試し読み】

    newtonB_NuclearFusion_202407_No1-1.jpg

    「核分裂」とはどうちがう?
    莫大なエネルギーはどう生まれる?
    太陽でおきている核融合
    核融合発電の二つの方式
    プラズマとは何か?
    なぜ超高温にする?
    核融合発電の燃料①〜②
    核融合発電のしくみ
    「磁力線のかご」はどんなしくみ?
    トカマク方式①〜②
    プラズマはどう加熱する?
    レーザー核融合①〜③
    原子力発電とのちがい①〜②
    放射性廃棄物①〜②
     
  • 2.核融合 最前線

    【試し読み】

    newtonB_NuclearFusion_202407_No1-2.jpg

    核融合発電への期待
    ITERの概要①〜③
    各国の製作分担
    ジャイロトロン①〜③
    キヤノン電子管デバイス インタビュー 誰もつくったことがない性能への挑戦
    中心ソレノイドコイル①〜②
    トロイダル磁場コイル①〜②
    超伝導コイルの開発①〜②
    東芝エネルギーシステムズ インタビュー ITER建設の最難関。大きさの限界への挑戦
    ブランケット
    ダイバータ
    アライドマテリアル インタビュー  未来のためにつくる人々の思いが結集したダイバータ
    JT-60SA①〜②
     
    3.加速する開発競争

    【試し読み】

    newtonB_NuclearFusion_202407_No1-3.jpg

    核融合発電のロードマップ
    イギリスの状況 ①〜②
    アメリカの状況
    中国の状況
    日本の状況 ①〜②
    小西哲之・京都フュージョニアリングCEO インタビュー  おそらく2050年には実用化されている
    鎌田 裕・ITER副機構長 インタビュー
     

FAQ