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ニュートン別冊 死とは何か 最新版(2024年12月10日発売)

ニュートン別冊

死とは何か 最新版

 

生と死のちがいとは何か 
不死は可能なのか

死とは何か 最新版
 

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ISBN978-4-315-52876-3
A4変型判/オールカラー/176 ページ
発行年月日:2024/12/30
定価:1980 円(税込)

 

 

 この世に生まれてきたものがみな,さけられない宿命が「死」です。そして,死にいたる過程に「老化」があります。歳を重ねると,能力や見た目に老いを感じることがあるでしょう。このような老化現象はどのようなしくみでおきるのでしょう。
 一方,老化の先にある死はだれにとっても未知の世界です。寿命を決めているものは一体何なのでしょうか。死にゆくとき体の中では何がおきているのでしょう。そして生と死の境界線はどこにあるのでしょうか。死と向かい合う心理についても考えていきます。
 本書は2021年刊行の別冊『死とは何か 増補2版』の改訂版です。世界中で注目が集まる老化抑止や健康寿命延伸に関するおどろきの最先端研究を新たに紹介しています。ぜひご覧ください。

 

CONTENTS

  • 1. 死をめぐる生物学

    【試し読み】

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    生物の死に方
    死=寿命
    死=繁殖
    死=被食
    死=集団の利益
    死=老化
    死=生命の連環
    絶滅=多様化
    細胞の生と死
    Column 1 生と死のちがい
     
    2. 体にみえる老化のしくみ
    脳の老化
    五感の衰え
    目と耳の老化
    骨と筋肉の老化
    皮膚の老化
    髪の老化
    消化器官の老化
    免疫の老化
    その他の器官の老化
     
    3. 生と死の境界線

    【試し読み】

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    人体の限界
    死因
    死の三徴候
    脳幹
    死亡診断書
    検死
    脳死
    臓器移植
    Column 2 植物状態と閉じこめ症候群
    臓器の機能停止
    突然の心臓停止
    脳細胞の死
    脳波
    死後硬直
    Column 3 一切の生命活動を停止できる生物「クマムシ」の秘密とは?
    Column 4 蘇生した患者が語る「臨死体験」が医学誌に報告されている
     
  • 4. 細胞からみる死
    細胞の2種類の死
    細胞の自殺 ①〜③
    無性生殖と有性生殖
    死と性
    原始的な死
    植物と死
    DNAの傷 ①〜②
    Column 5 細胞として“不死”になった女性がいる
     
    5. 不死のサイエンス

    【試し読み】

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    若返りの賞金レース
    長寿命になった人類
    不死とは何か
    不老の動物たち
    老化とは何か ①〜②
    ロードマップ
    老化細胞除去薬
    iPS細胞と若返り
    生物学的年齢
    未来の人体【臓器】
    未来の人体【ロボット】
    未来の人体【脳】
    未来予想
     
    6. 死と向かい合う心理
    死期の推定
    死の恐怖
    死の受容
    緩和ケアと看取りケア
    尊厳死と安楽死
     
    エピローグ
    Interview 養老孟司博士
    Interview 島薗 進博士
     

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