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ニュートン別冊 死とは何か

ニュートン別冊

死とは何か

死ぬとき,私たちの体に何が起きているのか

死とは何か
 
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ISBN978-4-315-52158-0
A4変型判並製/カラー4色刷/160ページ
発行年月日:2019年5月10日
定価:本体1,600円+税

 

 

 この世に生まれてきたものがみな,さけられない宿命が「死」です。そして,死にいたる過程に「老化」があります。
 年をとると,外見,健康,体力,記憶力などさまざまなところに変化があらわれてきます。いったい,このような老化現象は,なぜ生じるのでしょう。老化現象とうまくつきあう方法はあるのでしょうか。
 老化の先にある死は,生きている人間がだれも経験したことがない未知の世界です。生から死へとうつりかわるとき,体や意識には,いったいどのような変化が訪れるのでしょうか。
 本書は,人類の永遠のテーマともいえる「老化」,「死」,「寿命」について,徹底紹介した一冊です。ぜひご一読ください。

 

CONTENTS

  • 1 老化のしくみ
    脳の老化
    体の動きの老化
    視力の老化
    筋肉の老化
    骨の老化
    皮膚の老化
    髪の老化
    体型の老化
    生殖の老化
    細胞の老化
     
    2 生と死の境界線
    生と死
    心停止
    植物状態
    閉じこめ症候群
    脳死
    神経細胞の死
    臓器・細胞の死
    臨終直前の回復
    臨死体験
    最後の脳信号
    生死の境
    生と死のちがい
    コラム 一切の生命活動を停止できる生物「クマムシ」の秘密とは?
     
  • 3 寿命の不思議
    細胞の2種類の死
    細胞の自殺
    がんと細胞死
    アルツハイマー病と細胞死
    無性生殖と有性生殖
    死と性
    原始的な死
    植物と死
    DNAの傷
    進化
    寿命の長さ
    寿命の限界
     
    エピローグ
    インタビュー 養老孟司 博士
    死は科学で定義できない,社会に存在するものだ
    インタビュー 島薗 進 教授
    現代社会は,「生と死」についての考え方をどうかえていったのか
     

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