HOME > Newton別冊・ムック・増刊 > 物理学 > よくわかる決定版 量子論 第3版

ニュートン別冊 よくわかる決定版 量子論 第3版

ニュートン別冊

よくわかる決定版 量子論 第3版

品切

mook-cover_140715_b.jpg
 
Amazonでのご購入はこちら Amazonで買う 
ISBN978-4-315-51995-2
A4変型判並製/カラー4色刷/176ページ
発行年月日:2014年7月15日
定価:本体2,593円+税
 

 本書は刊行以来,読者の皆さまから好評を頂いている,Newton別冊『量子論』の第3版です。わかりやすさはそのままに,より内容を整理し充実させました。

 量子論は,相対性理論と並ぶ現代物理学の2大理論といわれ,現代の科学技術の土台にもなっています。量子論が解き明かすミクロの世界では,私たちの常識が通用しない,摩訶不思議な現象がおきています。量子論の解釈については,生涯アインシュタインでさえも悩み,まだ活発に議論がなされています。だからこそ,量子論は私たちの知的好奇心を刺激するのです。

 理解がむずかしいといわれている量子論ですが,どなたにでもわかる量子論入門の決定版です。本書が,皆さまが量子論を理解するための手助けになれば幸いです。

 

CONTENTS

  • イントロダクション

    ラプラスの魔物

    量子論とは? 1~2

    ダイジェスト量子論 1~3 もっと知りたい! Q&A

     Q1. 量子論は,日常眼にする「マクロな世界」とは関係がないのか?

      

    1 量子論の誕生

    理解のかぎ「波と粒子の二面性」

    光の波動説 1~3

    量子論で考える光 1~3

    原子の模型 1~3

    量子論で考える電子と原子 1~3

    まとめ 量子論の誕生

    もっと知りたい! Q&A

    Q2. 光子は結局,粒子なのか? それとも波なのか?

     

    2 量子論の核心にせまる

    理解のかぎ「状態の共存」

    電子の干渉 1~6

    解釈をめぐる論争 1~2

    不確定性関係 解釈をめぐる論争 3

    多世界解釈

    まとめ 量子論の核心にせまる

     もっと知りたい! Q&A

    Q3. 電子が複数の場所に同時に存在できるなんて本当?

    Q4. 「電子の波」とは何を意味するのか?

    Q5. 量子論でいう「観測」とは何か?

    Q6. 多世界解釈の「世界の分岐」とは,どういう意味?

    Q7. 多世界解釈と似た話を宇宙論でも聞いたことがあるが?

    Q8. アインシュタインが多世界解釈を聞いたらどう評価したか?

     

  • もっと知りたい! コラム

    書き換えられる不確定性原理

     

    3 発展する量子論

    新たな真空像 1~2

    トンネル効果 1~2

    化学と固体物理学への発展 1~2

    自然界の四つの力 1~4

    無からの宇宙創成 1~2

    まとめ 発展する量子論

    もっと知りたい! Q&A

    Q9. 真空がエネルギーをもつなんて本当か?

    Q10. トンネル効果の実際の例は?

    もっと知りたい! コラム

    宇宙を加速膨張させているのは真空のエネルギーかもしれない

    周期表の意味を明らかにした「パウリの排他律」

    マクロの世界にあらわれる量子現象「超流動と超伝導」

    現在のIT社会をもたらした半導体 —量子論は半導体の性質を解き明かした

    驚異の潜在能力を秘めた「量子コンピューター」とは?

    量子コンピューターの実現を前進させる「量子テレポーテーション」とは?

     

    4 量子論 総まとめ

    量子論とは?

    量子論重要人物

    量子論年表

    量子論の発展史



FAQ