1903年12月17日。この日,ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功しました。それから115年,航空技術は目覚ましい進歩を遂げ,飛行機がごく普通の移動手段として利用される時代となりました。 ところで,なぜ重さが数百トンもある金属のかたまりが空を飛べるのでしょうか。本書では,史上最大の旅客機「エアバス A380」を解剖して,飛行機が空を飛ぶメカニズムを徹底解説します。国産飛行機,軍用機,次世代飛行機,さらにはロケットまで,話題の飛行機やロケットの最新情報も満載です。 本書は,ご好評をいただいた別冊『航空機のテクノロジー』の改訂版です。前版に最新の情報を取り入れつつ,ロケットの章を新たに加え,より充実した誌面となって生まれかわりました。ぜひ,ご一読ください。
A380大解剖 A380の性能
離陸から着陸まで 燃料タンク 離陸 巡航 ジェットエンジン コックピット 炭素複合繊維 着陸 降着装置 整備 揚力 飛行機の疑問
飛行の原理を実感 紙のグライダーをつくってみよう!
洗練された軍用機の姿 超音速飛行 戦闘機の翼 F-35Bエンジン
次世代飛行機 ソーラープレーン 次世代飛行機の開発最前線インタビュー イラン・クロー博士 超音速複葉旅客機 MISORA ドローン インタビュー 野波健蔵博士