Newton（ニュートン）ライト『人体』

Newtonライト2.0 人体

“生きる”を支える巧妙な人体の秘密

人体

　2020年６月刊行の「Newtonライト2.0」は，『人体』です。

　私たちの体には，まるで奇跡のような“生きるしくみ”がかくされています。人体を知れば知るほど，その巧みさにおどろかされるはずです。最も身近で最も不思議なワンダーランド，人体の世界をお楽しみください！

ISBN 978-4-315-52247-1
B5変型判／80ページ
発行年月日：2020年6月25日
定価：本体850円＋税

食べ物の消化に不可欠な「唾液」
「歯」の表面は，人体で最もかたい
逆立ちしても食べ物を飲みこめる！
食べた物を殺菌する「胃液」
最強の消化液「膵液」を投入！
身長の3倍をこえるクネクネ道
貯蔵庫を兼ねる化学工場
Coffee Break 「沈黙の臓器」のすごい再生力

「大腸」で水分を吸収し，下痢を回避
血液をひたすらろ過し，尿をつくる
５分の１まで薄くなる「膀胱」の壁
Coffee Break 便に含まれる食べ物の残りかすは７％にすぎない

男性器でつくられる「精子」
女性器でつくられる「卵子」
子宮で誕生の時を待つ胎児

縮む力で空気を吐き出している「肺」
肺には数億個の小部屋がある
大量の血液を送りつづける
「心臓」の鼓動は弁が開閉する音
血液量は必要に応じて変わる

痛みや温度などを感知できる「皮膚」
皮膚は体温の調節も行う
「毛」も「つめ」も，皮膚のなかま
どんどん入れかわる「骨」
体はどうやって動いている？
Coffee Break 痛みの王様は，「尿路結石」

「眼」のしくみはデジカメとそっくり
「耳」に入った音は大幅に増幅される
1秒しかにおいを感知しない「鼻」
味のセンサーは「舌」の先や奥に集中

「神経細胞」は，情報をどうやって伝えている？
「脳」には大脳のほか，中脳や小脳などがある
むずかしい思考は「大脳」におまかせ
「脊髄」も，体に動きを指令する
体のはたらきを支配するもの

「血液」は流れる臓器
血液は「骨髄」でつくられる
「免疫システム」は，体を守る防衛隊