ニュートン先生の脳講義

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ニュートン先生の脳講義

 
ニュートン先生の脳講義
 
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ISBN978-4-315-53039-1
四六判/184ページ
発行年月日:2026/08/10
定価:1,540円(税込)

 

 

 私たちは日々,さまざまな活動をしています。仕事や勉強,運動,遊び,思考,記憶,喜びや悲しみの感情,もちろん呼吸や消化,心臓の拍動といった生命活動も含まれます。これらすべての活動を指令しているのが「脳」です。脳は,人体の最重要パーツであり,私たちが活動できるのはすべて,脳のはたらきのおかげなのです。
 脳のはたらきをつくりだしているのは,「神経細胞」という細胞です。神経細胞は送信と受信をになうケーブルのような突起をもち,その突起をつなぎ合わせることで情報の伝達を行います。体が刺激を受けると,その刺激は電気信号となって神経細胞間を伝わり,脳の各部位に届けられるのです。
 私たちの脳は,この神経細胞が約1000億個も集まってできています。これは,天の川銀河を構成する星の数とほぼ同じです。これらのぼう大な数の神経細胞がつながり,脳の中で銀河に匹敵する巨大ネットワークをつくっているのです。そして,現代もなお宇宙創成の謎が解明されていないのと同様に,脳のはたらきもいまだ解明しきれていないのです。
 近年,AI(人工知能)の技術が飛躍的な進歩を見せています。現在は生成AIが登場し,本来は人間に特有の能力と考えられてきたクリエイティブな分野でも活躍しています。しかし,こうした優れたAIの技術でさえも,脳の神経細胞のはたらきの一部を模倣しているに過ぎないのです。
 本書は,脳の基本的な構造やはたらき,記憶や感情が生成されるしくみについて紹介しています。AIを活用する前にぜひ,私たちの脳の驚くべき神秘に触れてみてください。
 

CONTENTS

  • 【試し読み】NewtonT_brain_01.jpg
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    1時間目 脳の構造を見てみよう
    脳は人体最後の“ 秘境”
    脳の基本構造
    脳のメインコンピューター「大脳」
    大脳皮質には“ 地図”がある!
    右脳と左脳は得意分野がちがう
     
  • 2時間目 脳の主役,神経細胞
    脳のはたらきを生みだす「神経細胞」
    情報は電気信号で伝えられる
    電気信号は,脳内の“ 電線”を通って伝えられる
    信号伝達の神秘「シナプス間隙」
    脳はアナログ信号とデジタル信号を使い分けている!
    脳を活性化する信号と抑制する信号がある
    神経細胞の介護をする「グリア細胞」
     
    3時間目 記憶と脳のフシギ
    記憶にはさまざまな種類がある
    記憶の中枢機関「海馬」
    神経細胞の変化が記憶をつくる
    短期記憶は受信器の一時的な増加
    長期記憶は遺伝子がはたらく
    学習すると神経細胞のでっぱりが大きくなる
    記憶の形成はスパインが押すから!?
    不要な記憶を消す酵素「PP1」
    おいしい食事は記憶に残りやすい
    学習には直後の睡眠が効果的!?
    訓練によって脳は大きくなる!?
    タクシードライバーは海馬が大きい!?
     
    4時間目 感情のメカニズム
    感情をつかさどる「扁桃体」
    「快感」を生むドーパミン
    感情を生むのは進化的に古い脳
    ヒトはなぜヘビがこわいのか
    “ 共感”の神経細胞「ミラーニューロン」
    意思決定には「感情」が必要だった!?
     
    5時間目:天才たちの脳
    天才は夢の中でひらめく!?
    睡眠中の脳では何がおきている?
    天才物理学者アインシュタインの脳
    驚異的な能力を発揮する「サヴァン症候群」
    サヴァンは進化的に古い脳を活用しているのかも
    プロ棋士の天才的な直観
    AI は人間の脳をまねてつくられている
     

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