HOME > Newton書籍 > Newton新書 > 化学が世界を変えた 歴史を動かした化学の物語

化学が世界を変えた 歴史を動かした化学の物語

化学が世界を変えた 歴史を動かした化学の物語

フランク・A・フォン・ヒッペル
横田弘文(監修)、中井川玲子(翻訳)

 
化学が世界を変えた 歴史を動かした化学の物語
 
Amazonでのご購入はこちら Amazonで買う 
ISBN978-4-315-52863-3
新書判 /608 ページ
発行年月日:2024/11/25
定価:2640 円(税込)

 

 

 かつて,多くの人間を死に至らしめていた数々の疫病は,化学の力によって撲滅されてきました。その一方で,化学は毒ガスという形で戦争に利用され,人類史上空前の惨禍を招いています。
 農薬や殺虫剤の開発により,農作物の品質向上や人間の防疫に貢献してきた化学。本書は,飢饉や疫病と闘ってきた化学者の物語を通して,化学が発展していく過程を描くとともに,戦争で殺戮に加担してしまった化学者の悲劇を描くことで,化学の功罪も明らかにしていきます。
 化学の恩恵を受ける現代において知っておきたい,化学の壮大な歴史物語です。
 

CONTENTS

  • 【試し読み】ChemicalA_008-009.jpg
ChemicalA_010-011.jpg
ChemicalA_012-013.jpg
    序 章
     
    第1部 飢饉
    第1章 ジャガイモ疫病(1586~1883)
     
  • 第2部 伝染病
    第2章 マラリア(紀元前2700~1902)
    第3章 黄熱(1793~1953)
    第4章 発疹チフス(1489~1958)
    第5章 腺ペスト(541~1922)
     
    第3部 戦争
    第6章 戦争による合成化学物質(紀元前423~1920)
    第7章 チクロン(1917~1947)
    第8章 DDT(1939~1950)
    第9章 IGファルベン(1916~1959)
     
    第4部 エコロジー
    第10章 抵抗性(1945~1962)
    第11章 沈黙の春(1962~1964)
    第12章 驚嘆と畏敬(1962~未来)
     
    終 章
     
    謝 辞
    地 図
    引用文献
     

FAQ