HOME > Newton書籍 > Newton新書 > 世界は物理でできている

世界は物理でできている(ニュートン新書)

世界は物理でできている

ジム・アル=カリーリ(著), 
川村康文(監修), 半田有実(訳)

 
ディープラーニング革命
 
Amazonでのご購入はこちら Amazonで買う 
ISBN978-4-315-52496-3
新書判/300ページ
発行年月日:2022年1月15日
定価:1900円(税込)

 

 イギリスのお茶の間で人気の物理学者、ジム・アル=カリーリ氏は、現代物理学の基本的な概念とされる空間、時間、エネルギー、物質は、私たちが今生きているこの世界を理解するうえで必要不可欠だと説いています。
 本書ではそれを知るために、物理学の三本柱である「相対性理論」「量子力学」「熱力学」を用いてわかりやすく解説しています。世界のあらゆる現象はなぜこの三つで説明できるのか、私たちの身の周りの身近な例やたとえ話で紹介していきます。物理学に対して苦手意識をもっていた人も興味が湧く1冊です。

 

CONTENTS

  • 序章
     
    第1章 偉大なる覚醒
    未知の世界
    進歩のメカニズム
    単純性の追求
     
    第2章 スケール
    普遍性
    対称性
    還元主義
    普遍性の限界
     
    第3章 空間と時間
    物理学者から見た空間と時間
    アインシュタインの特殊相対性理論
    アインシュタインの一般相対性理論
    宇宙の拡張
     
    第4章 エネルギーと物質
    エネルギー
    物質と質量
    物質の構成要素
    物質とエネルギーの歴史
     
    第5章 量子の世界
    量子力学への入門
    前述の内容に関する考察
    エンタングルメント、観測、デコヒーレンス
     
  • 第6章 熱力学と時間の矢
    統計学と熱力学
    時間の方向
    決定論とランダム性
    つまり時間とは何か
     
    第7章 統一
    場の量子論
    量子重力の探求
    弦理論
    ループ量子重力理論
     
    第8章 物理学の未来
    暗黒物質
    暗黒エネルギー
    インフレーションと多元宇宙
    情報
    ER=EPR
    物理学の危機に対する懸念
    楽観的になる理由
     
    第9章 物理学の有用性
    物理学、化学、生物学の接点
    量子革命は続く
    量子コンピューターと21世紀の科学
     
    第10章 誠実さと疑い
    物理学者のように考える
    理論と知識
    真実とは
    人間そのものである物理学
     
    謝 辞
     

FAQ