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知覚と注意の心理学

知覚と注意の心理学

ステファン・ファン・デル・スティッヘル(著),
清水寛之,井上智義(監修),藤井良江(訳)

 
知覚と注意の心理学
 
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ISBN978-4-315-52686-8
新書版 /264 ページ
発行年月日:2023/04/20
定価:1140 円(税込)

 

 

 見通しのよい道路でもなぜ事故は起きるのか? なぜ,明らかなミスに気づかないことがあるのか? 人の目を引きつける効果的な広告とは?
 本書は「なぜか目を引く」「なぜか見落とす」など,人が日常で常に経験している「注意」にまつわるさまざまなテーマを取り上げ,科学的に解説。色覚異常や脳の損傷が注意に及ぼす影響など,医学的な側面からもアプローチし,注意の仕組みを明らかにします。
 「ミスは誰にだって起こるもの」。その理由が科学的にわかり,日常生活に役立つ「注意」の知識が身につく1冊です。

※本書は2021年発行『注意を操る心理学』をニュートン新書として発行したものです。
 

CONTENTS

  • 第1章 障壁って? どの障壁?
     ——豊かな視覚世界という錯覚
     
    第2章 消防車は赤色じゃないとだめ?
     ——何かを目立たせるにはどうすればよいのか
     
    第3章 注意の選択
     ——人はなぜ考えごとをしているとき,模様がない(無地の)壁を見つめるのか
     
  • 第4章 グラストンベリー・フェスティバルで自分のテントを見つけるには
     ——あらゆる場所をくまなく探して
     
    第5章 視覚世界への入口
     ——目は思考を裏切る
     
    第6章 現在の注意に過去の経験が影響する
     ——見たいものしか見えない
     
    第7章 不具合が起きるとどうなるか?
     ——脳損傷が注意について教えてくれること
     

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