サイエンス・ファクト 科学的根拠が信頼できない訳
サイエンス・ファクト
科学的根拠が信頼できない訳
ガレス・レン，ロードリ・レン(著)，
塚本浩司(監修)，多田桃子(訳)
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| ISBN978-4-315-52665-3 |
| 新書判 ／608 ページ |
| 発行年月日：2023/02/20 |
| 定価：2600 円（税込） |
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「現代科学は科学的根拠に基づいて構築されているが，その根拠が意図的に選択されれば，科学はいわば虚実を織り交ぜたフィクション（うそ）と化してしまう」と学者である著者は警告します。
本書は科学的事実に潜むうそを指摘し，うそとないまぜになった物語に堕しかねない現代科学の問題点を鋭く考察。「虚偽の学術論文」「科学用語のあいまいさ」など，現代科学の信頼を揺るがしている，さまざまなテーマに踏み込んでいきます。「科学的に実証されたものは正しい」という認識が根底から覆り，現代科学との正しい向き合い方がわかる1冊です。 |
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CONTENTS
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第３章 『ラボラトリー· ライフ』：ブルーノ·ラトゥールと科学におけるレトリック
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第４章 虚偽の学術論文とは？ 仮説の役割とその反証
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第５章 神経内分泌学と伝説的偉業の誕生：パラダイム変化の事例研究
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第９章 エビデンスの全体性：異なるタイプのエビデンスを比較する
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第10章 誇張された主張，意味の柔軟性，ナンセンス
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第11章 複雑性および，因果関係を語る際に生じる問題
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第13章 発展中の分野の事例研究：オキシトシン，その起源から作用まで
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第17章 意図せぬ結果：出版バイアスと引用バイアス
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第18章 影響力の大きい論文：引用率，引用のゆがみ，誤った引用
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第19章 発表された研究結果のほとんどは誤りか？ 実験計画法と結果分析の弱点
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第23章 学術誌とインパクトファクターの科学に対する不健全な影響
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第24章 物語の誤謬：よくできた物語が厳密性やバランスを崩す
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