私たちは仕事や学校生活をはじめ、当たり前のように「時間」を基準にして暮らしています。しかし、そもそも時間とはいったい何なのでしょう。この疑問は古くから多くの科学者たちを悩ませてきました。現在でも、時間は物理学の世界で重要な研究テーマとなっています。 本書では、時間の正体について、現代物理学の視点からアプローチしていきます。時間の概念がどのような変遷をたどってきたのか。時間の考え方に革命をもたらした、アインシュタインの「相対性理論」とは何か。時間はなぜ過去から未来へと流れるのか。そして過去や未来へタイムトラベルはできるのか。これらの時間の不思議と謎について最新の研究成果を交えながらやさしく解説します。 時間の正体にせまる1冊、どうぞお楽しみください。
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