「微分積分(微分と積分)」なんて、いったい誰が考えだしたんだ! と腹立たしく思ったことがある人もいるのではないでしょうか。微分積分は、中学高校で習う数学の中で、最もつまずきやすい単元の一つといわれています。 微分積分が誕生したのには、理由があります。16 〜17世紀のヨーロッパでは、大砲の弾を的に当てるために、砲弾の軌道の研究がさかんに行われました。山なりに進む砲弾の進行方向は、たえず変化していきます。そのため、変化のしかたを計算で求めることができる〝新しい数学〟が、どうしても必要だったのです。そして、その〝新しい数学〟をつくることに挑戦し、微分積分を誕生させたのが、23歳の若者、アイザック・ニュートンです。 本書は、2019年2月に発売された、最強に面白い!!『微分積分』の、プレミアム版です。ニュートンがどのように微分積分を誕生させたのかをたどりながら、微分積分をゼロから学べる1冊です。〝最強に〟面白い話題をたくさんそろえましたので、どなたでも楽しく読み進めることができます。ぜひご一読ください!
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