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注意を操る心理学 気が散ることだらけの現代で自分を保つには

注意を操る心理学
気が散ることだらけの現代で自分を保つには

ステファン・ファン・デル・スティッヘル(著), 清水寛之,井上智義(監修), 藤井良江(訳)

 
注意を操る心理学
 
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ISBN978-4-315-52483-3
A5判/168ページ
発行年月日:2021年12月15日
定価:2000円(税込)

 

 「見通しのよい道路でもなぜ事故は起きる?」「目の前で行われるマジックをどうして人は見破れない?」その秘密は私たちの「注意」のしくみにあります。
 なぜか目がいってしまう,なぜか見落としてしまう,かと思えば,嫌いなものを無意識のセンサーが捉えて探し出してしまう・・・・・・。本書は,そんな何気なく人間が行っている「注意』について,オランダ発の研究に基づいて,「なぜなのか」をわかりやすく説明。人間の「注意」について実例とともに多方面からアプローチしつつ,視覚特性や心理学的側面,また色覚異常や脳損傷が「注意」に及ぼす影響まで,詳細に解説します。

 

CONTENTS

  • はじめに
     
    第1章 障壁って?どの障壁?
    ─豊かな視覚世界という錯覚
     
    第2章 消防車は赤色じゃないとだめ?
    ─何かを目立たせるにはどうすればよいのか
     
    第3章 注意の選択
    ─ 人はなぜ考えごとをしているとき,模様がない(無地の)壁を見つめるのか
     
    第4章 グラストンベリー・フェスティバルで自分のテントを見つけるには
    ─あらゆる場所をくまなく探して
     
  • 第5章 視覚世界への入口
    ─目は思考を裏切る
     
    第6章 現在の注意に過去の経験が影響する
    ─見たいものしか見えない
     
    第7章  不具合が起きるとどうなるか?
    ─脳損傷が注意について教えてくれること

    謝辞
    参考文献
     

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