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文学や演劇の世界から,ふだんの会話まで,そして古代ギリシア・ローマの時代から現代に至るまで,「アイロニー(皮肉)」や「サーカズム(嫌み)」,パロディや風刺は生き続け,欠かせないスパイスの役割を果たしてきました。なぜ,人は嫌みを言うのでしょうか。皮肉を言い,風刺を愛するのでしょう? また,それぞれの違いとは? さまざまな分野で「皮肉」や「嫌み」がどう使われてきたのか,本書ではその歴史と変遷をたどりつつ,人間社会と人間にひそむ心理について探っていきます。 |
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第3章 アイロニーを成立させる条件とは? |
並置と矛盾 共通基盤 見せかけ 情動反応の非対称性 |
第4章 サーカズムを成立させる条件とは? |
心の理論 標的と被害者の存在 アイロニー的含意 言葉のアイロニーの理論 エコー的説明 見せかけとエコーのハイブリッド デフォルト性と段階的権限性 制約充足 |
第5章 アイロニーと似て非なるもの |
偶然の一致 パラドックス 風刺 パロディ |
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