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クリティカル・シンキング

クリティカル・シンキング

ジョナサン・ヘイバー(著), 若山 昇(監修), 寺上隆一(訳)

 
クリティカル・シンキング
 
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ISBN978-4-315-52372-0
四六判/224ページ
発行年月日:2021年5月15日
定価:1700円(税込)

 

 グローバルな情報化社会のなかで,今世界的に注目されているのが「クリティカル・シンキング」という思考法です。目の前にある事象や情報を鵜呑みにせず,「それは本当に正しいのか」と疑問をもち,じっくり考察したうえで結論を出すという考え方です。
 いろいろな情報が交錯する多様性の時代のなかで,今以上に効率よく考え,熟考を重ね,理性を働かせた意思決定をすることが,今後さらに豊かな人生を送ることにつながっていくと筆者は述べています。
 本書では,クリティカル・シンキングの起源から解説し,クリティカル・シンカーになるための知識やスキル,個人の特性などさまざまな面から考察。さらには,指導者たちへクリティカル・シンキングをどのタイミングでどう教え,教育課程にどのように組み込むべきか,そして今後どう発展させていくかなど,研究や実践例を用いて幅広く解説しています。今の時代を賢く生き抜くための指南書になっており,クリティカル・シンキングについての理解を深めたいと考える方にも最適な一冊です。

 

CONTENTS

  • 第1章 「クリティカル・シンキング」の系譜

    クリティカル・シンキングの哲学
    ルネサンス,科学革命,啓蒙時代
    心理学とプラグマティズム

     
    第2章 クリティカル・シンキングの組み立て方
    思考の組み立て方
    論理形式における定義と特徴
    アリストテレスの三段論法
    論証の図式化(可視化)
    言語能力とクリティカル・シンキングの関係
    情報リテラシー
    クリティカル・シンキングの三要素
     
     
  • 第3章 クリティカル・シンキングをどう定義し,教え,評価するか
    個人型の思考 vs. 集団型の思考
    クリティカル・シンキングを俯瞰すると
    クリティカル・シンキングをどう教えるか
    「意図的な練習」の必要性
    ケーススタディ 
     
    第4章 クリティカル・シンキング志向の世界を目指して
    クリティカル・シンキングを教える側の五つの重点ポイント
    家庭における三つの重点ポイント
    「クリティカル・シンキング」文化の創生に向けて
     
     

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