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人工知能の可能性

人工知能の可能性
〜機械は人間と同じ思考力を持てるのか〜

ブライアン・キャントウェル・スミス(著), 川村秀憲(監修), 檜垣裕美(訳)

 
人工知能の可能性
 
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ISBN978-4-315-52359-1
A5判/144ページ
発行年月日:2021年4月15日
定価:1700円(税込)

 

 SF映画やSFドラマには,人間と同等の知能を持つロボットやアンドロイドが登場し,人間と変わらない振る舞いをします。そのような存在は,あくまで想像の産物なのでしょうか? それとも,実現可能なテクノロジーなのでしょうか?
 人工知能の第一人者でありながら,科学哲学も専門とする筆者は,人工知能が人間と同じ思考力を持つためには,「知能とは何か」ということについて考える必要があると説き,哲学的な考えで知能そのもの考察。「機械が持ちうる知能」について,独特の考えを展開します。本書を読むことで,人工知能とはテクノロジーにとどまらない,人間という存在や世界全体にもかかわる,壮大なテーマであることがわかるでしょう。
 本書は人工知能の変遷と開発の歴史を追いつつ,筆者の考えを展開。「人工知能がどのように誕生したのか」,「これまで,人工知能が何を達成してきたのか」,「将来,人工知能はどのように進化していくのか」がわかります。哲学的なアプローチで人工知能を考察した,ユニークな1冊です。

 

CONTENTS

  • 第1章 バックグラウンド
    第2章 歴史
    第3章 失敗
    第4章 展開
    第5章 機械学習
    第6章 評価
    第7章 認識論的な課題
     
  • 第8章 客体
    第9章 世界
    第10章 計算と判断力
    第11章 議論
    第12章 応用
    第13章 結論

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