アン・ルーニー(著),本田周二(監訳),平野久美(訳)
心理学は19世紀に誕生した比較的新しい学問ですが,人間は何千年も前から「心とは何か?」という疑問に向き合い,その答えに思いを巡らせてきました。しかし,いまだに答えは出ていません。 本書は古代ギリシャから現代まで,人間が心に向き合ってきた歴史をたどり,さまざまな偉人が生み出してきた考えや理論を紹介します。専門用語はコラムでわかりやすく解説しているため,途中でつまずくことなく,心理学の世界を楽しみながら読み進めることができるでしょう。 心理学に興味がある方はもちろん,心理学を学んだ方もより一層,理解を深めることができる1冊です。この1冊で心理学のすべてを知ることができるでしょう。