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図鑑 哲学 〜人生を変える100の話〜

図鑑 哲学 〜人生を変える100の話〜

トム・ジャクソン(著),高橋昌一郎(監訳),屋代菜海(訳)

 
図鑑哲学
 
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ISBN978-4-315-52291-4
A4ワイド/144ページ
発行年月日:2020年11月10日
定価:本体2,300円+税

 

 哲学と聞いて,どんなイメージが思い浮かびますか? なんだか難しく,近寄りがたいと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし,哲学とは「人間とは何か」というシンプルな問いを扱う学問なのです。
 本書はソクラテスやプラトン,デカルトなど,偉大な思想家たちのさまざまな考えや人生観をコンパクトに紹介。100のエピソードを読むことで,哲学の世界を簡単に理解することができます。思想家たちのさまざまな考えや行動に触れることで,今までとは違ったふうに考えることができたり,自分という存在について,さまざまなとらえ方があることに気づいたりするでしょう。あるいは,いかに生きるべきかということについて,考え直すきっかけになるかもしれません。
 哲学の世界を簡単に知ることができる,入門書として最適の1冊です。

 

CONTENTS

  • はじめに
    哲学の目的とは
    1 一元論:ただ一つの実体(タレス)
    2 道教(老子)
    3 ピタゴラス:万物は数なり
    4 仏教(ブッダ)
    5 儒教(孔子)
    6 ヘラクレイトス
    7 パルメニデス:万物は幻なり
    8 ゼノンのパラドクス(エレアのゼノン)
    9 原子と空虚(デモクリトス)
    10 ソクラテス:探究の人生
    11 プラトンの洞窟
    12 アリストテレスの経験論
    13 キュニコス派のディオゲネス
    14 本来のエピクロス主義
    15 ストア哲学(キティオンのゼノン)
    16 懐疑論(ピュロン)
    17 悪は選択である
    18 「 永遠の現在」ゆえの自由意志(ボエティウス)
    19 イブン・シーナー:肉体と魂
    20 神の存在論的証明(聖アンセルムス)
    21 アヴェロエス主義(イブン・ルシュド)
    22 ルーミー:神へと向かう流れ
    23 無限の創造(トマス・アクィナス)
    24 五つの道(トマス・アクィナス)
    25 アルス・マグナ:論理的な宗教(ラモン・リュイ)
    26 オッカムの剃刀
    27 人文主義(エラスムス)
    28 マキャベリ
    29 『ユートピア』(トマス・モア)
    30 科学手法(フランシス・ベーコン)
    31 ホッブズの『リヴァイアサン』
    32 「我思う,ゆえに我あり」(デカルト)
    33 パスカルの賭け
    34 スピノザの倫理学
    35 ロック:人間の知性
    36 存在と知覚(ジョージ・バークリー)
    37 最善の世界(ライプニッツ)
    38 ヴォルテールの懐疑主義
    39 ヒューム:理性による信念
    40 『社会契約論』(ルソー)
    41 『国富論』(アダム・スミス)
    42 『純粋理性批判』(カント)
    43 バークの政治哲学
    44 功利主義(ベンサム)
    45 フェミニズム(ウルストンクラフト)
    46 超越論的哲学(シュレーゲル)
    47 ヘーゲルの精神
    48 ラプラスの悪魔
    49 ショーペンハウアーの視覚
    50 実存主義(キルケゴール)
     
  • 51 自然選択による進化論(ダーウィン)
    52 『自由論』(ミル)
    53 マルクス主義
    54 志向性(ブレンターノ)
    55 人間と超人(ニーチェ)
    56 プラグマティズム(ジェームズ)
    57 言語哲学(ソシュール)
    58 過去に学ぶ(サンタヤーナ)
    59 『思考の方法』(デューイ)
    60 精神分析学(フロイト)
    61 ユング心理学の個性化
    62 人種を考える哲学(デュボイス)
    63 論理実証主義(エルンスト・マッハ,ウィーン学団)
    64 シュレーディンガーの猫
    65 不完全性定理(ゲーデル)
    66 真理の不可能性(ポパー)
    67 『 言語・真理・論理』(エイヤー)
    68 マルクーゼ:真理は偽りだ
    69 カミュと不条理
    70 ジャン=ポール・サルトル
    71 『第二の性』(ボーヴォワール)
    72 ライルの行動主義
    73 ラッセルが唱えた働き方
    74 人間原理
    75 チューリング・テスト
    76 ウィトゲンシュタイン:語り得ないものを語る
    77 帰納の謎(グッドマン)
    78 理論言語学(チョムスキー)
    79 ハイデガーの自己分析
    80 多世界理論(エヴェレット)
    81 バーリンと自由
    82 パラダイムシフト(クーン)
    83 ハーバーマスの社会考察
    84 フーコーの「人間」の発明
    85 トロッコ問題(フット)
    86 デリダの脱構築
    87 クワインと言葉
    88 チョムスキーの普遍道徳の原則
    89 ロールズの無知のベール
    90 動物の権利(シンガー)
    91 メンタル言語:思考の言語(フォーダー)
    92 ミーム論(ドーキンス)
    93 ミジリーの文化論
    94 『ポスト・モダンの条件』(リオタール)
    95 ガイア仮説:科学か,それとも宗教か(ラブロック)
    96 人格の同一性(パーフィット)
    97 物語の哲学(オルカ)
    98 哲学的ゾンビ(チャーマーズ)
    99 ポスト哲学の世界(ローティ)
    100 私 たちは,シミュレーション世界を生きている(ボストロム)
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