心理学という学問が誕生したのは,長い歴史において比較的最近のことで,19世紀になってからです。それまで,人間は心というものに対して,どのように向き合ってきたのでしょうか? 本書は古代エジプトの心の考え方から,現代の脳画像の研究に至るまで,人間が「心」という未知の領域に挑み続けてきた壮大な歴史を100の話で紹介。かつては心の仕組みについて,想像するほかありませんでしたが,やがて科学的アプローチへと変化し,心理学という学問が形成されていく過程をお楽しみいただけます。また,豊富なイラストや写真で,視覚的にも楽しめる内容となっています。 心理学をわかりやすくまとめた,入門書として最適な1冊です。100の話を読むことで,心理学を簡単に理解することができるでしょう
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