アン・ルーニー(著), 青木滋之(監訳), 原田美也子 (訳)
アリストテレス,ソクラテス,ニーチェ,デカルト─。誰もが一度は耳にしたことがある哲学者たち。彼らがどんな人物で,どんなことを考えたのか,興味がありませんか? たとえばソクラテスは,「無知の知」を説きました。これは,「自分が無知であることを自覚することで,真の認識に至る」といったことを意味します。一方デカルトは,「我思う,ゆえに我あり」と説きました。これは「あらゆる存在を疑っても,疑っている自分自身の存在は否定できない」といったことを意味します。 本書は難解と思われがちな哲学の世界を,六つのテーマにわけて,かんたんに,わかりやすく解説した1冊です。古代ギリシャから現代までの哲学を,豊富なビジュアルとともに楽しめます。