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ニュートン+新書 脳をのっとる寄生生物

ニュートン+新書

脳をのっとる寄生生物


佐藤拓哉 西川義文 勝間 進
内藤裕二 武村政春

 
脳をのっとる寄生生物

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ISBN 978-4-315-53052-0
新書判/192ページ
発行日:2026/11/10
定価:1,430円(税込)

 

 

カマキリを水に飛び込ませるハリガネムシなど、宿主の意思を奪って行動を操る寄生生物たち。本書は、寄生虫やウイルスなどの小さな存在が、宿主の脳や神経系を操作する驚異のメカニズムを解き明かす1冊です。

昆虫から人間まで、寄生生物が行動や感情、自由意志すらも支配する巧みな生存戦略と、分子レベルの攻防を最新科学でひも解きます。さらに、寄生生物が生態系や人間社会に与える意外な影響までも解説。ミクロとマクロの両視点から、奥深い寄生生物の世界を紹介します。
 

CONTENTS

  • 【試し読み】newtonplus_202610_1.jpg
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    第1章 カマキリの入水自殺
    1 泳げない捕食者は、なぜ自ら水に飛び込むのか?
    2 視覚のハイジャック——「水平偏光」という見えない罠
    3 脳内の化学兵器——いまだ厚いベールに包まれた「遺伝子」と「タンパク質」の謎
    4 宿主の肉体との同期― 緻密な「時限式」成長システム
     
     
    第2章 トキソプラズマによる脳内ハイジャック
    1 脳を占拠する完璧な侵入システム
    2 天敵を愛するネズミ—— トキソプラズマの「恐怖消去システム」
    3 操られる人間たち——「見えざる同居人」が奪う自由意志
     
  • 第3章 脳改造による宿主の奴隷化
    1 「意思」だけをピンポイントで奪う——エメラルドゴキブリバチと従順な歩行ゾンビ
    2 宿主を「不眠不休の警備員」に仕立て上げる—— テントウハラボソコマユバチと忠実なボディガード
    3 プロの技術をのっとり「マイホーム」をつくらせる——クモヒメバチが仕掛ける悲しき建設奴隷
    4 「性別と本能」を書き換える——フクロムシとよそ者の子を命がけで育てるカニ
    5 「大人になる未来」を奪う——ニホンアソバラコマユバチが仕掛ける「時間の支配」
    6 脳と身体の「化学バランス」を支配する「分子ハイジャック」 
    第4章 ウイルスが仕掛ける分子レベルでの宿主ハイジャック
    1 「高所愛好症」にさせてドロドロに溶かす——バキュロウイルスによる自滅コマンド
    2 青く輝かせ、天敵の目を引く——イリドウイルスのネオンサイン・エフェクト
    3 免疫を無力化し、「生き餌」に仕立て上げる——ポリドナウイルスは宿主のシールドを無効化する 
    第5章 生態系を動かす「見えない主役」
    1 生態系の境界を飛び越えるハリガネムシ
    2 槍形吸虫の「時限式タイマー」
    3 レウコクロリディウムの「視覚と嗜好の反転」
    4 菌類によるハイジャックと植物に対するハイジャック
    5 社会のセキュリティをすり抜ける侵入者 
    第6章 ヒトも操られている!? 目には見えない操縦者たち
    1 宿主を凶暴化させる高度な生存戦略
    2 あなたの性格や食欲の真の主導者とは?
    3 見えざる「心の病」のトリガー
    4 記憶と遺伝子を書き換える「脳内の侵入者」
    5 トキソプラズマの社会的ハイジャック 

     


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