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超絵解本 絵と図でよくわかる 哲学のせかい

    • 14歳からのニュートン超絵解本

 

 

超絵解本絵と図でよくわかる 哲学のせかい

 

科学を生み,発展させた人類の知の結晶

絵と図でよくわかる
哲学のせかい

哲学は,人類が2500年以上にわたってつくりあげてきた“知の結晶”です。
そのはじまりは,自然現象への素朴な疑問でした。

実は,私たちが「科学」とよんでいる学問は,かつて「哲学」に含まれていました。
あのピタゴラスやニュートンも,現役時代は哲学者だったのです。

この本では,古代から現代にいたるまでの哲学の歴史を,科学とのつながりに注目しながらやさしく紹介していきます。

また,哲学は科学が発展した現代でも進化をつづけています。
コロナ政策,プライバシー,オンラインコミュニケーションなど,現代にこそ考えておくべき哲学的な問題も取りあげています。

奥深い哲学の世界をどうぞお楽しみください!


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 ISBN 978-4-315-52721-6
 A5判/オールカラー/144ページ
 発行年月日:2023/08/10
 定価:1,480円(税込)
 

プロローグ

哲学で考えられてきた四つのテーマ
科学と哲学のちがいは? 哲学のフローチャート
 

1.哲学のはじまり 古代ギリシャ時代

自然現象への「おどろき」から哲学ははじまった
“神様のせい”では納得できなくなった
最古の哲学者は万物の根源を水だと考えた
「観察」にもとづいて「本質」にせまる
顕微鏡のない時代に「原子」が考えられた
ピタゴラスは美しい「数」を崇拝した
ソクラテスが説いた「無知の知」とは
“科学の原型”は偉大な哲学者から生まれた
コーヒーブレーク 「真空」をめぐる古代ギリシャの大論争
コーヒーブレーク 東洋哲学で考える「存在」とは
 

2.哲学は科学のタネ 13世紀~17世紀ごろ

イスラムから逆輸入されたアリストテレスの哲学
神学と哲学を“かみそり”で切りはなす
コーヒーブレーク 科学者が幽霊の存在を信じないのはなぜ?
科学と哲学の分離が科学を発展させた
「観察」と「実験」の重要性を説いたベーコン
ガリレオは「思考実験」で地動説を説明した
世界はほんとうに存在するといえるのか
未来はすべて決まっているのかもしれない
バナナを見て「バナナ」だとわかるのはなぜか
哲学と科学に名を残した先駆者たち
コーヒーブレーク 万能の悪魔が思考を支配する?
コーヒーブレーク 神様に賭けるのは数学的に正しい?
 

3.哲学はこうして発展した 18世紀~20世紀ごろ

見たりさわったりできない物は存在しない
原因と結果はどこまで必然なのか
ある現象の原因を逆算して考える
私たちの認識が秩序だった世界をつくる
世界は進歩しているという世界観
進歩思想が進化論にも影響をあたえた
一般相対性理論のヒントになった原理
物理学と心理学は表裏一体?
哲学の常識をかえたフロイトの思想
当たり前を証明することはむずかしい
カラスのことを調べないで,カラスがわかるのか?
科学の対象をどこまで広げるべきか
ニーチェが語る「神は死んだ」の意味するもの
ネコの生死は,いつ確定するのか?
コーヒーブレーク 枝分かれした別の世界が存在する?
科学の大転換「パラダイム・シフト」
 

4. これからの時代に必要な現代哲学 科学と倫理 デジタル社会

各分野の研究者が哲学も発展させた
ゲノム編集ベビーは許されるか
人工呼吸器の優先順位はどう考えるのがよい?
外出制限やワクチン接種は強制してよいのか
薬の開発のために動物実験をしてもよいのか
外来種を駆除することは正しいといえるか
便利さとひきかえにプライバシーを失う?
オンラインでのコミュニケーション能力
ヒトの脳とコンピューターのしくみは同じ?
AIに「責任」はとれるのか
AIの進化で人間との区別がつかなくなる?
他人の行動を予測できるのはなぜか
コーヒーブレーク 哲学的思考が身につく「クリティカルシンキング」
現代哲学マップをながめてみよう
 

5.哲学に親しむ7つの思考実験

AIは人間の言葉を理解しているのか?
「経験」することの価値とは何だろうか?
自分の「痛み」が伝わらないのはなぜ?
何かを「知っている」といえる条件とは?
自分が自分であることはどう証明する?
使う言葉がちがえば,見えている世界もちがう?
部品がすべて入れかわった船は,別の船?
 


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