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超絵解本 絵と図でよくわかる 心の病

    • 14歳からのニュートン超絵解本

 

 

超絵解本絵と図でよくわかる 心の病

 

悩みの多い現代に必須の知識

絵と図でよくわかる 心の病

 最近,これまでとはちがう気分や感覚がつづいている,昔から「変わった人」だといわれることが多い,仕事や勉強が手につかないほど,のめりこんでいるものがある……。これらが気持ちや性格によるものなのか,それとも「心の病」なのか,気になる人も多いでしょう。

 私たちの心(精神)は複雑なうえに,とても繊細です。「ストレス社会」といわれる昨今,子供から大人まで,心を病んでしまう可能性をだれもが抱えています。

 長年の研究により,心の病がおきるしくみや治療方法は,徐々に解明されてきました。この本では,心が原因とされるさまざまな病気について,症状の見分け方から治療法までを,わかりやすく紹介していきます。正しい知識や,よりよい対処法を身につけましょう。


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 ISBN 978-4-315-52709-4
 A5判/オールカラー/144ページ
 発行年月日:2023/07/10
 定価:1,480円(税込)
 

プロローグ

12歳以上の約48%が,悩みやストレスをもっている
心の病は意外なほど身近にある
 

1.「うつ病」ってどんな病気?

憂うつ気分が長くつづくときは要注意!
日本人の15人に一人がうつ病を経験する?
体がストレスに立ち向かうしくみ
脳の活動の変化がうつ病を引きおこす
無理のない運動は,うつ病予防に効果的
コーヒーブレーク  新型コロナ感染拡大時に増加した「コロナうつ」
うつ病の原因になりがちな“思考のくせ”
考え方のくせを変える「認知行動療法」
脳に磁気刺激をあたえる治療法も有効
うつ病発症のサインを見のがすな!
うつ病の人との接し方
大切な人を失わないための「TALK」
うつ病とは似て非なる「双極性障害」
双極性障害は,診断までに時間がかかる
コーヒーブレーク 日本は,精神疾患での医療機関の受診率が低い
 

2.身近にひそむ「依存症」

「やめられない」状態におちいってしまう!
依存する対象はさまざま
中高生の約4割がネット依存かその予備軍
「大事なものランキング」に変化がおきる
依存症の人に共通する特徴
依存症者の世話をやくことに依存する「共依存」
依存症の完治はむずかしいが,回復できる
コーヒーブレーク “気持ちよさ”をつくりだす脳細胞
 

3.「発達障害」とは何か?

10人に一人が発達障害?
発達障害は大きく三つに分けられる
意思の疎通がむずかしい「自閉スペクトラム症」
不注意や多動がみられる「注意欠如多動症」
読み・書き・計算がうまくできない「学習障害」
大人になってから気づくケースがふえている
発達障害は脳の特性と理解する
コーヒーブレーク 発達障害は腸の影響も大きい?
 

4. 心の病はたくさんある

不安で不安でパニックになる「不安障害」
特定の行動をくりかえす「強迫性障害」
不安や強迫観念に少しずつ慣れさせていく
幻覚や妄想がみられる「統合失調症」
四つのステージを経て症状が経過する
統合失調症の治療には,薬が欠かせない
合理的な説明で妄想を消していく
コーヒーブレーク ゴッホは心の病だった
ものの見方やとらえ方に強いかたよりがある「パーソナリティ障害」
パーソナリティ障害は三つの群に分けられる
“悪い信念”が問題ある思考を自動的に生みだす
コーヒーブレーク 精神の“正常”と“異常”は線引きできるのか?
「認知症」にはさまざまな種類がある
アルツハイマー型認知症の原因は脳にたまった“ゴミ”
認知症は,早期の治療開始が重要
介護者のストレスケアも行われている
その他の精神疾患① 心の病は数多く存在する
その他の精神疾患② 正しく知って,よりよく対処しよう
コーヒーブレーク 多様な性のあり方の一つ「性同一性障害」
 

5.心の病の治療方法

カウンセリングって,何をするの?
問題のある行動を修正する「行動療法」
ゆがんだ認知を修正する「認知行動療法」
社会生活への適応を訓練する「社会生活技能訓練法(SST)」
あるがままに受け止める「マインドフルネス」
集団の力で人格や行動を改善する「グループ療法」
アートで心身の回復をめざす「芸術療法」
体内のしくみに分子レベルではたらく「薬物療法」
コーヒーブレーク  「心の病かも……」と思ったら
 


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