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虚数とは,2乗するとマイナスになる数です。高校の数学で虚数を教わったものの,何に必要なのかわからない,という人も多いのではないでしょうか。しかし,虚数は今や数学や科学にとってなくてはならない存在です。数学の世界を飛躍的に発展させただけでなく,電気回路や航空機の設計など,私たちの生活におどろくほど役立っているのです。この本では,虚数発見の歴史やエピソードをはじめ,数の世界の終着駅「複素数」の詳細や,身のまわりや物理学で活躍する虚数,世界一美しい数式と虚数の不思議など,虚数の基本と応用をやさしく解説します。 |
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ISBN 978-4-315-52644-8 A5判/オールカラー/144ページ 発行年月日:2023/01/20 定価:1,480円(税込) |
プロローグ
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1.虚数が生まれる前の「数の歴史」
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2.虚数はこうして誕生した
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3.新たに生まれた数「複素数」
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4.虚数がなくては物理学もなりたたない
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5.オイラーの等式と虚数の不思議
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