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14歳からのニュートン超絵解本 物理

    • 14歳からのニュートン超絵解本

 

 

14歳からのニュートン超絵解本物理

 

自然界の重要ルールが結集した 物理

物理

物理とは,いわば自然界のルールをとりあつかう学問です。たとえば,あなたがすべてをお見通しの“神様”でなくとも,相手が投げたボールがどこに届くのか,だいたい予想できるはずです。それはボールが毎回,同じルール,すなわち「法則」にしたがって飛ぶからです。このような法則を勘ではなく,だれでもあつかえるように体系化したものが物理学だといえます。この本では,力のはたらきや運動をはじめ,気体と熱,音などの波の性質,電気と磁気,ミクロな世界の法則から最先端物理まで,物理学の全体像をやさしく紹介しています。むずかしい計算をする必要はありません。物理の世界をどうぞお楽しみください。


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 ISBN 978-4-315-52620-2
 A5判/オールカラー/144ページ
 発行年月日:2022/11/15
 定価:1,480円(税込)
 

1 物の動きがよくわかる

五つの分野でわかる物理学の世界
動きだしたら止まらない!
自動車は,力が加わるから加速できる
力の大きさは,質量×加速度で決まる
月は地球に落ちつづけている
宇宙ステーションでも地球の引力ははたらいている
探査機は燃料を後ろに捨てることで前に進める
エネルギーの合計は,いつも変わらない
摩擦がなければ,歩くことさえできない
コーヒーブレーク リンゴの落下を見て万有引力を発見した?
「慣性の法則」を発見したガリレオとデカルト
時速200キロのボールも簡単に投げられる?
真空中では重い物も軽い物も同じ速度で落下する
「放物運動」を切り分けて考える
急ブレーキで感じる力の正体は?
パスカルが発見した圧力の原理
コーヒーブレーク ニュートンが冴えわたった“驚異の年”
 

2 気体や熱のふるまいがよくわかる

吸盤が壁につくのは,空気が押しているから
気体の温度は,分子の運動がつくる
飛行機でお菓子の袋がふくらむ理由
「熱」は「仕事」熱心
ジュールが明らかにした熱の正体
燃料なしで永久に動く装置はつくれるか
熱をすべて仕事にかえるのは不可能
「マクスウェルの悪魔」はありえるか
コーヒーとミルクの混ざりぐあいをどう示すか
コーヒーブレーク 史上最高温度は,宇宙のはじまり
 

3 波の性質がよくわかる

光は「横波」,音は「縦波」
救急車が通り過ぎるとサイレン音が変化する理由
ガラスの中では光の速度は遅くなる
波の反射がおきないと物は見えない
シャボン玉が七色に見える理由
音はどうやって生じるのだろう
音波がまわりこむから伝わる声
電磁波は電子をゆり動かす波
コーヒーブレーク 生前は批判にさらされたドップラー
地震では,主に2種類の波がやってくる
海岸に打ち寄せる波の不思議
波は衝突すると重なって元にもどる
なぜ凸レンズで物が拡大して見えるのか
コーヒーブレーク 地震でゆれやすい建物
 

4 電気と磁気のはたらきがよくわかる

電気と磁気は似たものどうし
スマホが熱くなる理由
電気の流れは磁気を生みだす
磁石を動かすと電気が流れる
モーターは磁石と電流で動く
「電圧」「電流」「抵抗」の密接な関係
家庭の電気はなぜ「交流」なのか
効率よく電気を送る賢いしくみ
マクスウェルが「電磁気学」を完成させた
コーヒーブレーク どこまで分けても磁石はNとS
 

5 ミクロな物理から最先端物理へ

遠くの光が見えるのは,光が粒子でもあるから
太陽光で発電ができる理由
電子は原子のまわりのどこにある?
「粒子であり,波でもある」とはどういうことか
原子核には膨大なエネルギーがつまっている
陽子と中性子はなぜばらばらにならないのか
原子はたった3種類の素粒子でできている
量子論を完成させた科学者たち
常識をくつがえしたアインシュタインの思考
物理学の歴史は「力の統一」の歴史
 


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