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天気と気象大図鑑

Newton大図鑑シリーズ

天気と気象大図鑑

 
天気と気象大図鑑
 
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ISBN978-4-315-52402-4
B5変型/208ページ
発行年月日:2021年7月15日
定価:3300円(税込)

 

 

 明日の天気は晴れか,雨か。また,気温や風の強さなど,天気の情報は日々の暮らしに欠かせません。しかし,どうして雨が降るのか,どうして晴れるのか,そのしくみはご存知ですか?天気を変化させているのは,大きくいえば太陽の光です。地球は丸く,かつ少し傾いて自転しているので,太陽の光の当たり具合は,場所によって少しずつ違ってきます。広大な宇宙からみるとほんのわずかな差ですが,この違いが風の流れを生み,海流にも影響し,世界各地の気候を生み出します。また,地球の表面は「大気」でおおわれています。大気の動きは,太陽からの光だけでなく,海や山,陸などの地形からも大きく影響を受け,さまざまな大気現象をおこします。
 たとえば,大気が活発に対流し,雲が発生したり,風が吹いたりする「対流圏」は,地表から8~16キロメートルまでの範囲です。高さが8000メートル(8キロメートル)ほどあるヒマラヤ山脈は,吹き込んでくる風をまるで壁のように遮ってしまいます。そのため,ほとんどの風は山を越えられず,その周囲に雨をもたらすのです。
 本書は,こうした気象のしくみを,ビジュアルでわかりやすく紹介しています。また,天気を知るために欠かせない「天気図」の読み方や,天気図の種類なども解説。普段何気なく見ている天気予報が,どのようにつくられていくのかも,知ることができます。太陽の光と大気がおりなす,ドラマチックな気象のしくみをどうぞお楽しみください!
 

CONTENTS

  • 0 ギャラリー

    雲の名前 ①
    雲の名前 ②
    雨の名前
    風の名前
    雷の名前
    虹の名前
    オーロラの名前
    朝焼け

     
    1 天気をつくるもの

    地球のエネルギー収支
    大気の構造
    対流圏
    大気循環
    コリオリの力
    貿易風・偏西風・極偏東風
    ケッペンの気候区分
    低気圧・高気圧

    レイリー散乱
    ミー散乱
    雷 ①
    雷 ②
    オーロラとスプライト
    COLUMN 木星のオーロラ

     
    2 雲と雨のしくみ

    雲の形成

    冷たい雨と暖かい雨
    雲の種類
    積乱雲の寿命
    積乱雲の発達
    台風
    雪の結晶 ①
    雪の結晶 ②
    雪の結晶 ③
    COLUMN 蜃気楼

     
    3 海と気象
    海水
    海からの熱エネルギー
    海流
    エクマン輸送
    海水温
    海風
    熱帯低気圧
    COLUMN 波
     
  • 4 世界の気象のしくみ
    さまざまな気候
    雨季と乾季
    モンスーン
    地中海の気候
    緯度と海流
    温帯低気圧
    沿岸部の砂漠
    沿岸湧昇
    アメリカのトルネード
    赤道湧昇
    カタバ風
    高気圧と四季
    シベリア高気圧
    フェーン現象
    移動性高気圧
    オホーツク海高気圧
    太平洋高気圧
    台風の進路
    COLUMN 地軸の傾きと日射
     
    5 異常気象と災害

    異常気象とは
    大気現象と規模
    竜巻
    集中豪雨
    スーパー台風
    エルニーニョ現象
    異常気象の要因
    温暖化 ①
    温暖化 ②
    温暖化 ③
    ブロッキング現象
    ブロッキング現象と寒波
    火山灰
    地震と津波
    COLUMN 黄砂

     
    6 天気を予測する
    天気の変化を予測するには
    観測機器
    観測データ
    コンピューターシミュレーション
    予測精度
    方程式と要素
    天気予報ができるまで
    長期予報
    天気図 ①
    天気図 ②
    天気図 ③
    高層天気図 ①
    高層天気図 ②
    天気予報の歴史
    COLUMN 気象予報士になるには
     

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