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ニュートン別冊 無(ゼロ)の科学

ニュートン別冊

無(ゼロ)の科学

「何もない」世界は存在するのか

無(ゼロ)の科学
 
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ISBN978-4-315-52095-8
A4変型判並製/カラー4色刷/160ページ
発行年月日:2018年3月5日
定価:本体1,600円+税

 

 

 「無」とは何でしょうか?  退屈で,何も論ずることはないようなものでしょうか? 科学者たちによると,実際の無は,実にダイナミックでエキサイティングなものだといいます。
 たとえば,「無の空間」(真空)には,無数の素粒子が沸き立っているといいます。 また,時間や空間さえ存在しない「無」から宇宙が生まれるという仮説も提案されています。このように「無」と「有」の境界はあいまいで,「無のすべてを知る者は,すべてを知りつくす」(スタンフォード大学,レオナルド・サスキンド博士)とさえいえるものなのです。
 本書は,「数」「空間」「宇宙誕生」などさまざまな切り口から,不思議な無と有の世界を紹介しています。 ぜひご覧ください。 

 

CONTENTS

  • プロローグ
     
    1 「ゼロ」とは何か?

    さまざまなゼロ

    古代文明のゼロ

    ゼロの発見

    ゼロと無限

    微積分

    絶対温度0度

    抵抗ゼロ

    質量ゼロの光子

    大きさゼロの天体

    見かけの速度ゼロ

    密度ゼロの空間

    無からの宇宙創生

     
    2 「存在する」とはどういうことか

    「原子はある」となぜいえる?

    波と粒子の二面性

    光の波動説

    光量子仮説

    ボーアの原子模型

    電子の波

    コペンハーゲン解釈

    状態の共存

    量子論における「観測」

    多世界解釈

    不確定性原理

     
  • 3 空っぽの空間はあるか

    真空は完全にからっぽか

    真空と光

    真空とヒッグス場

    わきたつ真空

    カシミール効果

    ダークエネルギー

    真空と宇宙の進化

    真空の姿

    もっとくわしく! 不確定性原理

    もっとくわしく! 場の量子論

    もっとくわしく! 真空の相転移

    コラム 自然界の最小単位「素粒子」

     
    4 何もない「無」が宇宙を生んだ?

    宇宙創生の謎

    宇宙空間は不変ではない

    宇宙のはじまりは点?

    宇宙の存在のゆらぎ

    無からの宇宙創生

    無境界仮説

     
    5 ゼロを回避した超ひも理論

    点からひもへ

    「究極の理論」の候補

    「ひも」はどんなもの?

    隠れた次元

    ひもがくっつく“膜”

    宇宙ひも

    親宇宙と小宇宙

    ブレーンの衝突

    「見えない次元」をさがしだせ!