タンパク質を生産して輸送する「小胞体」


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この章では、それぞれの細胞小器官についてくわしくみていきます。


小胞体
 タンパク質を生産して輸送する小器官で,網目状に広がる管や袋が細胞膜と核膜との間を結ぶ輸送路になっています。
小胞体には表面にたくさんのリボソームがついた「粗面小胞体」と,リボソームのない「滑面小胞体」があります。
  • 粗面小胞体は,表面にリボソームの小さい粒がたくさんついていて,このリボソームが,細胞が分泌するタンパク質の合成工場となっています。
  • 滑面小胞体はリボソームをもたず,細胞の種類によってちがう機能を果たします。たとえば卵巣や精巣では,滑面小胞体はエストロゲンやプロゲステロン,テストステロンなどの性ホルモン(どれも脂質が原料)の合成場所となります。
小胞体でつくられたタンパク質は小胞に入れられてゴルジ体に送られ,そこでさらに加工や修飾を受けます。