巨石記念物
Qストーンヘンジは天文台か神殿か。
巨大な石を組み立ててつくられているストーンヘンジ。
この施設はなんのためにつくられたのだろうか。
またストーンヘンジのような巨石気炎物にはどのようなものがあるのか。
A巨大ないしからなる古代の建造物を「巨石記念物」とよぶ。
巨石記念物には,大きな石を一つ建てただけのもの(メンヒル),並行に何列も並ぶもの(アリニュマン,列石),円形に並ぶもの(ストーンサークル,環状列石),いくつかの石を支えにして上に意思をのせたもの(ドルメン)など,さまざまな種類がある。
巨石記念物の中で,最も有名なのだストーンヘンジであろう。
ストーンヘンジはイギリス,ロンドン何世のソールズベリ平原にある。
ストーンヘンジは幾重もの環状列石からなる。
建造は,紀元前1800年ごろからはじまり,紀元前1400年ごろまでつづいたらし。
ストーンヘンジは天体観測所ではないかというのが,現在のところ最も有力な説である。
それぞれの石は夏至や冬至における太陽の出没方向や,月の出没方向をしめしているといわれている。
また,日食と月食の予測もできたらしい。
並行に並んでいる巨石記念物として有名なのが,カルナック列石である。
カルナック列石はフランス,ブルターニュ地方にあり,約3000個の立石が6キロメートルもつづいている。
ヨーロッパには,ストーンヘンジやカルナック列石のほかにも多くの巨石記念物が残されている。
もちろんヨーロッパ以外にも巨石記念物は残されている。
日本では,秋田県の大湯環状列石をはじめ,縄文時代の遺跡に多くみられる。
*** ここからキャプション(図中文字) ***
キャプション1
完成ごのストーンヘンジをえがいた。
ストーンヘンジは,直径約100メートルの溝で囲まれている。
北東方向に入り口があり,入り口につづく道には高さ6メートルほどのヒール・スト−ンが置かれている(イラスト右上)。
夏至の太陽は,ストーンヘンジの中央からみるとヒール・ストーンの左側から昇ってくるという。
ストーンヘンジの中央には,三つの石を組み合わせたトリリトン(3石塔)がある。
トリリトンは高さ7メートルほどで,5組みあり,入り口方向に開いた馬蹄形に並ぶ。
トリリトンを円形に取り巻く石組みはサーセン石とよばれ,30本の立石の上に平らな石がのせられている。