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コーヒーや紅茶にスプーンでかきまわしながらミルクを入れると,液面にらせん模様が次々とあらわれながらまざってゆく。このとき,容器の中で2種類の液体がどのように混合していくのかはよくわかっていなかった。 フランス,原子力庁サクレー研究所のグイラート博士らは,2種類の液体がかきまぜられる過程をはじめて解明した。博士らは,砂糖シロップを入れた円筒形の容器に,黒色の溶液をかきまぜながら注いだ。すると,これら2種の液体は,容器の中心部ではすぐにまざることがわかった。しかし容器の壁面近くではシロップがなかなか動かず,ゆっくりと中心部に引き寄せられてから混合したという。この結果から,容器の壁が混合の速度をかなり遅くしていることが明らかになった。 博士らは,今回の成果は,地球内部のマントルの流れやミクロな流体など,さまざまな「流れ」に応用できる,とのべている。
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