道路がでこぼこになる理由 ●Phys. Rev. Lett 
2007年8月10日号
舗装されていない車道が,波打つように変形する現象が解明された。


 土が露出した未舗装の車道は,洗濯板のようにでこぼこに横に波打っていることがある。このでこぼこは,車がよく通る道路でできやすいという。しかし,その理由はよくわかっていなかった。
 イギリス,ケンブリッジ大学のマックェルワイン博士らは,この現象をはじめて解明した。博士らは,砂を入れたたらいを回転させ,その内周部分に車のタイヤにみたてたゴムの車輪を下ろし,砂面に接触させた。たらいが約10回転すると,砂面に小さな突起が一つできたという。この最初の突起をきっかけに,つぎつぎと突起がふえ,でこぼこな砂面になった。博士らによれば,この突起は,走行中にタイヤが上下にゆれることでできるという。そのため,軽い車が速いスピードを出す道ほど,大きなでこぼこができるらしい。
 博士らは,タイヤの上下のゆれをおさえる工夫をすれば,でこぼこをできにくくすることができる,とのべている。


 

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